ノーベル医学·生理学賞の受賞が決まった京都大教授の山中伸弥さん(50)が10日、京都大芝蘭会館(京都市左京区)で開かれたシンポジウムに登壇し「みなさんのご尽力、ご協力の成果による予想外の受賞。心より感謝申し上げます」と述べた。山中さんが記者会見以外の公の場で発言するのは、受賞決定後初めて。
2012年诺贝尔生理学或医学奖得主、京都大学的山中伸弥教授(50岁)在10号京都大学芝兰会馆(京都市左京区)召开的研讨会中表示,“这次预料之外的获奖是所有人全心共同努力的成果,衷心地感谢大家”。这是山中教授在确定获奖的记者招待会之后,第一次在其他公共场合演讲。
シンポは山中さんが所長を務める京都大iPS細胞研究所(CiRA)が主催。約200人を前に、「受賞は研究所を中心に、iPS細胞研究がこの5年間で大きく進展したことが大きな要因」と語った。その上で今年からチームに加わった教授や准教授ら6人を紹介。「6人のうち5人は下の名前が1文字。別にどうでもいいんですけど」などとジョークで会場の笑いを誘った。
这次研讨会由山中担任所长的京都大学iPS细胞研究所(CiRA)所主办。在约200名与会者的面前,山中教授指出“以研究所为中心,iPS细胞这5年研究取得的突出进展是这次获奖的主要原因”。并介绍了今年加入研究团队的6名教授和副教授。还开玩笑说到 “6个人当中5个人的名字只有一个字。虽然有几个字都无所谓(笑)”,引起全场笑声一片。
続けて、iPS細胞を使った臨床試験の開始など、平成22年のCiRA設立時に掲げた4つの目標をあげ「あと7年あまりの間に必ず達成したい。この6人は、達成のためになくてはならない先生方だ」と持ち上げた。CiRAで知的財産権の確保などを行う教職員200人以上について「ほとんどが3~5年の有期雇用で不安定。長期かつ適正な雇用を保障するためにも、基金への寄付をお願いします」と支援を呼びかけた。
山中教授继而公开平成22年(2010)年CiRA设立时提出的四大目标,包括利用iPS细胞展开临床试验等,并表示“希望在今后7年多内实现这些目标。这6位则是实现这些目标必不可少的人选”。就CiRA中从事确保知识产权等工作的200多名教职员工, 山中教授还表示道“大部分员工是3到5年的短期雇用员工。为了确保长期且正当的雇佣关系,希望能有更多的研究基金”,呼吁更多的支持。