Intel は17日、同社の成都工場に対して3回目となる増資を行うことを発表した。Intel は今年初め、上海のパッケージング・テスティング工場を成都に移転すると発表、同社中国区董事長総経理の戈峻氏は以前、「移転作業は順調に進んでおり11月末には完了するだろう。上海、成都、大連の3極布陣を形成する」と語っていた。 今回成都工場に投入する資金は7,500万 US ドルで、同工場への投資額は全体で6億 US ドルに達することとなる。 成都市は Intel の投資以降、関連する企業の進出が相次ぎサプライチェーンの完備も進んでいる。戈峻氏は「成都工場では基本的な購買現地化がすでに実現の域に達している。当社にとって必要な企業のほぼ大部分が成都や西部地区に進出済みである。今後は PC やコンシューマ電子メーカーなどの下流企業による進出を待ち望んでいる」と語っている。