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2009-11-17 12:17:19

人手不足の農家に福音か？富士重工が開発した農作業ロボット
为人手不足的农户带来福音？富士重工开发农用机器人

  富士重工業は畑を走行する自律式の農業ロボットを開発し、2010年度に実用化を目指す。畑の周りに設置した反射板を目印に自身の位置を認識し、人が操縦しなくても無人で適切に走行し、畑に農薬を散布する、耕すといった作業をしてくれる。
      富士重工正在开发一种可以在田间自由行走的全自动机器人，争取能够在2010年度投入使用。这种机器人可以通过安装在田间周围的反射板发出的信号来确定自己的位置，不用人为操作也可以轻松行走，给农田播撒农药，进行田间耕作等农活。

　　ロボットは全長2ｍと、通常の耕運機とおおむね同じサイズ。ガソリンエンジンで駆動する。走行の進路にずれが生じたときは、自らずれを認識して、自動で位置を修正する機能を有している。これら機能の実現にあたっては、自動車で培った安定走行やセンサーなどの技術を応用して開発を進めたという。
      机器人的全长有2米，和一般的农用机械尺寸相当，是靠汽油内燃机驱动行走的。如果在前进途中出现偏差，自己会意识到，然后自动调节到正确的为位置上。据说这些功能的实现，是由于应用了汽车上的电子稳定装置和传感器等技术。

  本格的な農業ロボットを開発したのは、国内の大手自動車メーカーでは富士重工業が初めてだ。「農業は以前から人の確保が課題となっている分野。農業用のロボットは事業分野としてチャンスがあるという認識でいる。今後は事業としての可能性を探りたい」と、同社は期待を寄せている。今後、顧客ニーズにいかに対応していくかが課題のひとつだという。
      在国内的大型汽车制造企业中，如此认真的投入开发农用机器人，富士重工尚属首家。该公司对此寄予厚望，称：“农业生产中如何确保人的稳定工作一直是一项重要课题，我们认识到农用机器人的开发在这个领域里是有机遇的。今后想将其作为一项事业进行探索。”同时还表示， 如何满足今后顾客的各种需求也是一项重要课题。

　　実は富士重工業では、1989年ころから産業用ロボットの開発を進めてきた。最近では、自動でエレベータに乗り降りして、ビル共用部を自律的に清掃するロボットシステムも手掛けている。人件費を低く抑えられるというで、徐々にだが納入先を増やしているという。
      事实上，富士重工从1989年开始就已经开始开发应用机器人了。最近，公司还在着手开发可自动乘坐升降电梯，打扫办公楼公用区域的机器人系统。因为可以有效降低用人费用，订货商已经开始逐步增加了。

「ロボットの開発では、『お客様の視点に立った、ヒトに役立つ製品開発』を心がけています」（同社）
  该公司表示：“在机器人的开发过程中，我们专注于‘站在顾客的角度，创造出真正实用的产品’”

　　同社のコア事業である自動車では、顧客が欲しいと感じられるものを意識して開発設計していく姿勢が求められる。同じようにしてロボット開発でも、顧客のニーズを常に意識しているという。開発者がつくりたいものを作るのではなく、「いかにヒトの役に立つのか」を意識してつくっている点が、富士重工業のロボットづくりに関する思想の特徴だ。清掃や工場内での運搬、農作業など、作業者の確保が難しい作業分野をつねに狙っているのはそのためだ。
      公司在汽车制造的这一核心业务上，一直秉承着开发设计出顾客想要的产品这一理念。同样，在机器人的开发中，也时常考虑到顾客的需求。富士重工开发机器人的指导思想，不是做开发者想造的机器人，而是考虑做“怎样才能帮助人们”的机器人。正是基于这个目的，我们一直致力于一些劳动者很难有保障的，像打扫，工地搬运，农业劳作等领域的机器人研发。

「ロボットは人間の職を奪うものではなく、人の働きを補完するためのものだと考えています。農業など労働力の確保が難しい分野でのロボットを提供することは、社会にとっても有意義なことだと思っています」と同社。今後、清掃ロボット同様、農業ロボットがどこまで普及するか、着目していきたい。
      该公司称：“我们一直认为机器人的出现不是跟人类抢饭碗，而是为了有效补给人类劳动。为劳动力保障困难的农业生产提供机器人，对于整个社会而言都是件非常有意义的事情。”今后，同清扫机器人一样，农用机器人能够在多大范围内普及是将是一个人民关心的问题。

出处：http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20091117-00000001-diamond-bus_all