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日本作家心目中的完美辞典(中日对照)
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作者:来源 文章来源:三省堂 点击数 更新时间:2015-5-25 22:34:16 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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辞書をつくったことがある。元来、辞書好きな自分だったが、日本語の辞書の種類がもっとあってもいいのではないか? と疑問に思ったからだ。 我曾经编写过辞典。我原是喜欢辞典的,所以在想,日本的辞典种类是不是该更多一些呢? 仕事柄、おもしろい言葉を探す癖がある。そんな自分が欲しくなるような、自分が「おもしろい」と思う言葉が詰まった辞書があれば、どんなに便利だろうかと思った。 因为工作的关系,我有了找寻好玩儿词句的毛病。曾经想,要是有那么一本辞典,里面装满了自己觉得好玩儿的词句,那是多么方便一件事儿啊,我一定会很想要。 国語辞典は、さまざまな言葉が50音順に並んでいる。どんなに情報量が増えてぶ厚くなっても、その法則性は変わらない。ぶ厚くなればなるほど、探している言葉と出会える確率は増えるが、それに比例して、探していない言葉もどんどん増えてくる。自分が見つけたいジャンルの言葉だけが載っている、都合の良い辞典がほしい。 在国语辞典中,各种各样的词句按照50音顺序排列着。不管辞典增加多少信息量,变得有多厚,这个规律是不会变的。而越厚也就代表邂逅自己在找的词句几率越大,相应的,无关的词句也渐渐增多。我想要有那么一本为自己量身打造的辞典,里面只有自己想找寻的那类词句。 ことわざを調べたいときは、ことわざ辞典。漢字を調べたいときは、漢和辞典。外来語を調べたいときは、外来語辞典。語源を知りたい時は、語源辞典。似たような表現を探したいときは、類語辞典……。調べたいものに対して適材な辞書が、もうすでにじゅうぶん存在していると思いがちだ。 想查俗语的话有俗语辞典;想查汉字的话有汉和辞典;想查外来语的话有外来语辞典;想知道词源的话有词源辞典;想找近义词句的话有近义辞典……于是大家很容易觉得,已经有足够多的辞典种类,让你去查想要查的东西。 だが、私が欲しかったのは、 然而,我想要的却是—— ●“微笑み(ほほえみ)”“微睡み(まどろみ)”“微酔い(ほろよい)”等走微弱路线的词语们排排坐的辞典。 ●“血眼になる”“泥酔する”“断腸の思い”等走夸张路线的惯用句们排排坐的辞典。 ●根本不可能用上一万年的“万年筆”、神马魔法也不是、只是保个温的“魔法瓶”,绝非万能的“万能ネギ”等一些,仔细想想觉得还蛮奇怪的名字们排排坐的辞典。 ●“中卒、卒中”“体重、重体”“事情、情事”“事故、故事”等,正反都成立的熟语们排排坐的辞典。 ●“牛耳る(ぎゅうじる)”“狼狽える(うろたえる)”“虎落る(もがる)”等,走动物路线的动词们排排坐的辞典。 ●“鬼ヤンマ”“閻魔コオロギ”“天狗ザル”“ドラゴンフライ”等,依靠虚构的生物而存在的现实生物的名字们排排坐的辞典。 ●“熟れる(うれる)・熟す(こなす)・熟す(じゅくす)・熟(つくづく)”“戦(いくさ)・戦う(たたかう)・戦く(おののく)・戦ぐ(そよぐ)”等,多音汉字们按照读音的种类多少先后排列的辞典。 ●“承(うけたまわ)る”“慮(おもんぱか)る”“忝(かたじけな)い”等,单个汉字读音长到让人想吐槽的家伙们聚在一起的辞典。 ●“森”“轟”“品”“犇”“毳”等,构造很好玩的汉字们排排坐的辞典。 …そんな、自分が欲しい辞書、私小説ならぬ「私辞書」をつくった。 ……于是我编写了这样的辞典,是我自己想要的“独家辞典”,而非“独家小说”。 『大辞林』の膨大な言葉のなかから「自分が決めた分類に属す言葉」を拾っていく作業は、大量の砂のなかから砂金を見つけるようなものだった。発見した瞬間のあの幸福感は、未だに忘れられない。 在《大辞林》庞大的语言群中寻找属于自己的“独家类别词句”,就如同在沙中淘金一般。发现后那一瞬间的幸福感,让我至今难忘。 言葉は面白い。文字は面白い。名称は面白い。そこには遠い昔、それを使い始めたり、命名したりした人物のセンスが漂っている。ときにはファンタジーに想いをくすぶらせながら、ときには人を笑わせることを想像しながら、ひねり出されてきた数々の言葉たち。ステキな思いつきは廃れることなく、時代を超えて我々のもとまで運ばれてきた。 语言很好玩。文字很好玩。名字很好玩。这里面饱含了很久很久以前,第一次使用并命名的人的审美。我有时候畅游在幻想中,有时候想象一些让人发笑的事儿,就这样,挖掘出了满满的文字们。那些美好的念想没有被淘汰,而是穿越了时空被带到了我们身边。 自分も、生きている間に、そんな言葉をできるだけたくさん生み出すことができたらと思う。 我也想要在有生之年,尽可能多的孕育出那样的语言。 (责任编辑:何佩琦) 更多内容请关注》》新东方网日语频道 我要报班 》》点击进入
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