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独特“日本耳”:拟声词产生的原因(中日对照)
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作者:未知 文章来源:沪江 点击数 更新时间:2015-8-20 8:57:49 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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日本人独自の「日本耳」ってご存知ですか? 你知道日本人拥有独特的“日本耳”吗? その耳を持ってれば、音からさまざまなイメージを描ける能力が高いといいます。 拥有日本耳的人,有很强的可以通过声音描绘出各种画面的能力。 実は、日本語を使うあなたなら備わっている能力かも? 其实,懂日语的你说不定也拥有这种能力。 日本人には敏感かつ繊細に音を感じ取り、音からさまざまなイメージを描く能力「日本耳」を持っている人がいる。 日本人中存在能够感知敏感并且纤细的声音,并能通过声音描绘出各种画面的人,即拥有日本耳的人。 この「日本耳」を持つ人は、創造性に優れ、音から得られる情報を読み取る力に長けているという。 据说拥有这种日本耳的人,富于创造性、从声音中读取信息的能力很强。 日本人の耳は、もともと独自の音感覚を持っている。 日本人的耳朵本来就拥有独特的音感。 日本語が、自然音を言葉に置き換える言語である。 日语是把自然界的声音转化为语句的一种语言。 日本人は虫の音を「虫の声」として聞く。 日本人把虫子叫当成虫子的声音来听。 漫画を読む時、擬音と言葉を「一緒に感じる」。 读漫画的时候,能同时感受拟声词和台词。 狂言では効果音を「言葉」で言う。 表演狂言的时候,用语言来描述效果音。 歌舞伎は波の音など、効果音は太鼓で表現。これは自然音をいったん擬声語にして、それから太鼓に置き換えている。 歌舞伎表演中波浪的声音等效果音用太鼓来表现,把自然界的声音先变成拟声词,然后再用太鼓表现出来。 日本語のオノマトペも、日本人のものの感じ方や捉え方と、密接な関係がある。 日语中的拟声词也和日本人对事物的感受方法和对事物的捕捉方法有密切的关系。 優れた聴感覚によって、言語にも日本固有の音の表現が多く、「さんさんと降り注ぐ」「しんしんと積もる」など、ささいな違いを細かに表現、豊かに伝えるためうまれた。 凭借优秀的听觉,语言中也有很多日本固有的声音表现方法,比如“哗哗地大雨倾盆而下”、“渐渐地积累”等等,把很小的差异细微的表现出来,都是为了丰富的传达而产生的拟声词。 「日本耳」は、日本人の文化や気質にも関わっているかも “日本耳”也可能跟日本人的文化和性情有关。 图为日本冲绳的风铃。 風鈴に馴染みのある世代は、風鈴の音を聴くと、脳が「涼しい」とイメージし、末梢神経に命令が行き、実際に体温が下がる。 对风铃亲密熟知的那个年代的人们,一听到风铃的声音,大脑就产生凉爽的印象,进而向末梢神经传递命令,做到实际让体温下降。 これは、「脳が涼しい」とイメージできなければ、起こらない現象。 这是如果大脑没有凉爽的印象就不可能引起的现象。 图为日本佐贺百年古宅里的竹筒敲石设施 日本人はパッカーンと鳴る音を楽しめる。 日本人享受竹筒击打石头的嘭嘭嘭的声音。 「ししおどし」も竹が石を打つ音が持つ風情を利用し、景色と空間のイメージをさらに深く味わえるよう、設置された。 “竹筒敲石”也是为了更深刻的品味景色和空间的意象,利用竹筒敲打石头的声音所富有的情趣而设置的。 音から様々なイメージを非常に大きく膨らせてしまう日本人固有の感覚。 日本人固有的感觉能把从声音里感受到的画面放大膨胀。 日本人の耳が聞き取った音から、視覚的な想像力を起こし、相手の感情や情感などを読み取れる。 日本人的耳朵能通过听到的声音而产生视觉的想象力,从而读懂对方的情感和情绪。 外国人に、この音感覚がピンと来ないのは言語が違うから。 外国人对于这种音感弄不懂的原因是由于语言的不同。 英語と比べると、日本語は母音の数が、英語の4分の1しかない。 和英语相比,日语的母音数量只有英语的四分之一。 母音や、自然音は、日本人は言語と同じ左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じ右脳で聴いている。 对于母音和自然界的声音,日本人用左脑来听,和听语言一样。而西洋人则用右脑来听,和听乐器和杂音一样。 だから、英語の音は、日本人には聞き取りにくい。 因此,英语的音日本人很难听懂。 幼児期に身につけた母国語は生涯を通じての基本感覚としての言語となるので、日常使う言語が変わってもその感覚は残る。 幼儿期掌握的母语会成为贯穿一生的作为基本感觉的语言,即使日常使用的语言发生变化,那种感觉还是会留存。 母語と国語の言語が違うと、日常言語としての国語を使っている周りの人との感覚の違いに戸惑うことが起きてくる。 一旦母语和所在国家的通用语言不一致时,会发生和周围使用通用语作为日常语言的人们的感觉差异而感到困惑的事情。 一方で、日本で生まれて育った外国人は、日本人と同じ脳の働きをもってくる。 另一方面,在日本土生土长的外国人,和日本人的头脑运用方法是一致的。 日本人は、外国語を日本語に変換して聞くようになっているそう。 据说日本人把外语转化为日语来听。 外国語に母音を入れて聞く「日本語耳」は生後14ヶ月から獲得する。 往外语里加入母音之后听,“日语耳”是出生后14个月之后获得的。 日本語は母音だけか、子音と母音を組み合わせており、子音の連続ではない。 日语是只有母音,或者子音和母音的组合,不是子音的连续。 母音言語である日本語を聞いて育った日本人は、高音が聞こえない日本人耳になっており、英語の持つ子音の高音が聞こえない。 听着母音语言的日语长大的日本人,形成了听不见高音的“日本人的耳朵”,英语里的子音的高音是听不到的。 このため日本人は母音がない外国語を聞くと、日本語に合うように「う」や「お」の母音を挿入し、日本語に「修復」して聞く。 出于这个原因,日本人一听到没有母音的外语,就迎合着日语,把日语的母音插入到里面,把外语修复成日语来听。
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