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麦田里的守望者:“中二病”文学始祖(中日对照)
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作者:未知 文章来源:沪江 点击数 更新时间:2015-8-20 11:19:35 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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今から60年以上も前に発表され、元祖“中二病”小説として現在においても新たな読者を獲得し続けている作品があるらしい…。 它是60多年前发表的作品,作为第一本“中二病”小说,直到现在还在不断收获新的读者。 創作上における中二病の元祖のような存在 从创作方面来讲这部小说就是中二病文学的元祖。 「主観的」でありながら同時に共感しうる観念...きわめて限られた期間にしか感じうることのできない感覚が、この作品を取り巻いています。今で言う「中二病」というヤツ 这部作品在表达主观的同时也表达了一些能引起共鸣的观点…这部作品给人的感觉是,一种只能在特定阶段才能体会到的感觉。在这里说的“中二病”作品也就是: 『ライ麦畑でつかまえて』 《麦田里的守望者》 1951年に発表された小説である。 它是1951年发表的小说。 思春期のよく分からない葛藤とか、青さとかそういうものを表現してる 表达了在青春期里没有理由的苦闷和不成熟的行为。 あの世界的作家も… 这部作品因世界知名的作家…为其翻译而为人所知。 野崎氏の翻訳は攻撃的で読者からの評価も非常に高く、一方、村上氏は若干賛否両論がありますが、文体が好きならばその世界に入り込んで読めます 野崎的翻译是从否定“中二病”的角度进行的,在读者中评价非常好。而村上春树是从否定与肯定两个方面进行翻译的,如果喜欢他的写作风格会比较容易读懂这部小说。 作者は? 这部小说的作者是 J・D・サリンジャー経歴【1919年〜2010年】アメリカ合衆国の小説家。“変わり者”と評判の人物 J.D.塞林格(1919-2010)美国小说家。被称为“改变者”。 インタビューには一切応じず、写真も撮らせない。発表こそしていないが、書斎には十数冊の長編小説の完成原稿が積み上げられているという伝説もある 他在网络上没有回应过任何消息,也没有照片。据说他的书房里堆积了数十部完成、但是没有发表的长篇小说。 人とのコミュニケーションを極度に避ける性格として知られており、2010年に91歳で亡くなるまで米・ニューハンプシャー州で50年近くひっそりと暮らしていた 众所周知:他非常不喜欢与人交往的。在他91岁高龄去世之前,将近50年他一直隐居在美国的新罕布什尔州。 どんな内容なの? 这部小说讲的什么内容呢? 多感な年頃なんです 一个多愁善感的年纪。 主人公は「ホールデン・コールフィールド」という名の16歳の少年。 小说的主人公是一位名叫霍尔顿•考尔菲德的16岁少年。 ホールデン自身、肉体は弱く、喧嘩もダメ。ただ口だけ達者で、実際に行動する時、緊張して、上手くいかない。いかにも、どこにでもいるひ弱な少年である 他的身材弱小,不会与人争吵。嘴才很好,但是在实际行动的时候,会很紧张做不好。不管在哪个方面,他都是一个很弱的少年。 从学校中途退学 ドロップアウト 彼は高校を成績不振で退学させられ、落ちこぼれ意識と疎外感に苛まれていた。 他因为成绩不好而被高中勒令退学。被一种退学的苦闷感和排除感所折磨。 誇大妄想癖があって、極端に自分の力を過信している節がある。でも本当は、人と関わっていたい寂しがり屋だし、自分は何者でもないことをちゃんと知っている 他变得狂妄自大,对自己极端自信。但是其实非常孤独、想要与人交往的人,他其实明白自己什么也不是。 純粋な青年が社会のインチキな部分に折り合いをつけていこうと奮闘している 他认为单纯的少年可以改变社会上不好的现象并为此感到兴奋。 物語は、そんなホールデン君がクリスマス前のニューヨークを三日三晩、ひたすらに彷徨い歩くという流れ。 这个故事是这样的,主人公在纽约圣诞节之前进行了三天三夜没有目的行走。 彼にはこれと言った目的はない。ただし、束縛されるのは嫌なのだ社会の側からすれば排除せざるを得ない規範から外れた少年ホールデンを、社会の側からではなく、少年の側から描いた 这样的行为对于他来说没有什么意义,他只是讨厌被束缚着。这个被认为偏离了社会准则的少年,不是从社会的角度,而是从少年的角度去创作。 全編に渡り彼が触れ、見て、聞いて、そして感じた事を本人が読者であり聴き手でもある「君」に語るという形態を取る。 通过文章,去了解主人公,去发现、倾听,然后他会告诉读者也是听众的“你”他的心事。小说采取了这样的表达方式。 実は、この小説には「ストーリー」はあってないようなものなのかも知れません。ホールデン君の気持ち、思想、心理、感情といったことがものすごい勢いで語られており、それらは全て一人称 其实,这部小说也许不是在讲一个故事。小说中大量的叙述了主人公的情绪、思想、心理、感情,用第一人称的语气有序的诉说着 語り口がテンポよく小気味が良くて、読み出すと止まらなくなりました。「パンク小説」といわれるように、パンクロックの歌詞にもなりそう 读起来朗朗上口、感情细腻,让人读了就不想停下来。也可以叫做“朋克小说”,文章内容好像朋克音乐的歌词一样。 でも、最後のオチには衝撃を受けた記憶が 最后的接尾给人留下深刻的印象 タイトルの由来は… 书名的由来? それにしても印象的な『ライ麦畑でつかまえて』というタイトル。 “麦田里的守望者”的书名非常让人印象深刻。 大都会ニューヨークが舞台なのに、どうして「ライ麦畑でつかまえて」という題名なのか。。。 明明是以大城市纽约为背景城市,为什么要取这个书名呢。 これくらいどんぴしゃなタイトル訳は、直ぐに思いつくところではミッチェルの「風と共に去りぬ」とか、ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」とか「日はまた昇る」あたりか 像这样很恰当的翻译,马上就可以联想到有:玛格丽特的《飘》、海明威的《丧钟为谁而鸣》、《太阳照样升起》之类的。 永遠の青春小説 永远的青春小说 世界で毎年、二十五万部ずつ売れ続けている 世界上每年都要卖出二十五万多部。 キューブリック監督の映画「シャイニング」でも、主人公の妻が「ライ麦畑…」を読んでいるシーンがある。このように「ライ麦畑でつかまえて」は、なにかと話題になる 即使在导演库布里克的电影《闪灵》中,也有出现主人公的妻子阅读《麦田里的守望者》的镜头。像这样《麦田里的守望者》不知不觉受到了关注。 僕がホールデン・コールフィールドの一番の理解者だと思っていましたから(笑)。そういう人が何万何十万といるんですよね 我认为自己是最了解主人公的。像我这样的人有上万甚至几十万吧。 今の十代が、この作品を読んでどう感じるのかは分かりませんが、案外共感できる部分もあるのではないでしょうか 我不知道现在十几岁的孩子们读这本书是什么感受,肯定都会有些能够引起共鸣的地方吧。 「ライ麦畑…」を読むと、現在の自分と“あのとき”の自分を重ね合わせていろいろな事に思いを巡らせることが出来る。そんな機会を得るためにも、時々読み返したくなる 如果读了这本书,把现在的自己和那个时候的自己进行对照,肯定能够回想起很多事情。为了能够得到这样的机会,才会想要不时重读一次。
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