打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

防灾设想 有备无患(中日对照)

作者:来源 文章来源:沪江日语 点击数 更新时间:2015-9-1 11:04:15 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

先の大震災のあと、使いづらくなった言葉といえば「絶対安全」と「想定外」だろう。もはや前者は何の保証にもならず、後者は言い訳の用をなさない。現実は格言と違い、備えあれど憂いありだ。防災対策は、悲観に悲観を重ねて講じたい。


要问自从先前的这次大地震之后,有哪些词句不方便使用的话,恐怕就要数“绝对安全”和“设想之外”这两个词汇了吧。说起来这前者并不构成任何保证, 而后者嘛,也不见得在狡辩的时候管多大用处。现实与格言截然不同,纵然有备,依然有患。就防灾对策而言,希望在历经重重悲观之后,能总结出一个行之有效的来。


南海トラフの巨大地震で、最悪32万人が死亡するとの想定が示された。大震災のデータをもとに見直した結果、従来の予測が13倍になったという。最悪とは、冬の深夜に東海地方が直撃される場合だ。津波で23万、建物倒壊と火災で9万の命が危うい。


有人曾设想,当南海海沟发生特大地震时,最严重的结果是将造成32万人的死亡。这是一个以大地震的数据为基础,推算得出的结果,据说是原来预测的13倍。所谓最严重,指的是发生在冬季的某天深夜的一场直接袭击东海地区的地震。由于引发了海啸,将造成 23万人死亡,又因房屋倒塌以及火灾,将有9万人命在旦夕。


南海の震源は陸に近いため、津波は数分で襲う。浜岡原発での最大値は19メートル。建設中の防波壁は18メートルと心細いが、これがないと原発はどっぷり水につかる。自動車工場などが集まる東海地方だけに、経済的損失も数百兆円とすさまじい。


由于南海震源距离陆地很近,几分钟之内就将遭受海啸的袭击。令人不安的是,浜冈核电站当时的最大值为19米,而正在建设中的防洪堤高才18米。如果没有这一道防护,那么核电站将整个儿地浸泡在水里。正因为东海地区集中了诸如汽车制造厂等大型企业,所以,造成的经济损失也将是极为惨重的数百兆日元之巨。


静岡県だけで死者10万人と聞けば、親類や同窓生の顔が浮かび、心穏やかではない。築50年の実家や独居の身内も気にかかる。こうした個々の憂いが束ねられ、共助の絆が太くなるのだろう。


当听说仅静冈县就将造成10万人死亡时,眼前立刻浮现出了亲戚以及同学一张张熟悉的脸庞,心绪久久不得平静。建造已有50年的老家及孤身独处的眷属也着实令人挂念。这桩桩件件引发出的一个个忧虑,聚集在一起将编织成的互助亲情纽带一定是粗壮和牢固的。


想像を絶する想定には、つい目を背けたくなるものだ。だが、助かることまで諦めては、震災の犠牲者に顔向けできまい。建物の耐震策を極め、皆が素早く逃げれば、死者は6万人ほどに減らせるという。


面对这穷尽想象的设想,实在是不忍目睹,然而,倘若连如何救助都弃之不谈的话,怎么还有脸面对震灾中的牺牲者。据说,如果在建筑物的耐震技术方面研究到家,使人们得以迅速逃生之机会的话,可以减少6万余人的死亡。


最悪を覚悟して、最善を尽くす。これが危機管理の基本である。巨大地震の被害想定も、脅かしではなく「目覚まし」と受け止めたい。どれほど不快な音色でも、備えもなく大波に手荒く揺り起こされるよりいい。


有了对付最严重情况的思想准备,竭尽所能采取最妥善的办法,这是危机管理的根本。希望不要将特大地震的受灾设想认作是一种威胁,而是作为“醒世警钟”来对待。无论这声音多么令人不快,总也比毫无防备地应付巨浪于慌乱之中要强吧。




打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口