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纤细纽带 不得割断(中日对照)

作者:来源 文章来源:沪江日语 点击数 更新时间:2015-9-1 11:04:39 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

日米開戦の前夜、ルーズベルト米大統領が昭和天皇にあてた親書は、戦争回避を呼びかける趣旨だった。宮中に届いたのは真珠湾攻撃の25分前だったが、一触即発の国と国にも残された細い糸、それが親書だろう。


日美开战的前夜,美国总统罗斯福写给昭和天皇的一封亲笔信,其宗旨是呼吁避免战争。信被送达皇宫是在发动突袭珍珠港的25分钟之前。即便如此,一触即发的两国之间仍维系着一条纤细的纽带,这就是那封亲笔信。


韓国大統領の竹島上陸をいさめる野田首相の親書が突き返された。儀礼上、前例のない扱いである。外交が通じない元首は困る。外務省は、非礼には欠礼でとばかり、親書を返しにきた韓国の外交官を門前払いした。先方はなお熱くなる。


对于韩国总统登上竹岛一事,野田首相亲笔书信一封提出进谏,可是被退了回来。这样的处理方式在外交礼节上史无前例。不接受外交方式的国家元首令人束手无策。外务省方面强调这不仅失礼而且缺礼,因此将前来退信的韩国外交官拒之门外。不过,对方的下一步仍然很冲动。


親書は結局、大使館から霞が関までの約3キロを書留郵便で戻ってきた。「持参禁止、郵送可」の不思議。再送しない方針を、玄葉外相は「外交の品位」と説いた。一連のやりとりで浮かんだ童謡がある。


结果,这封亲笔信被采用挂号信的方式走过了从大使馆到霞关大约3公里的路程返还了回来。“既然禁止亲递,那么邮寄总可以”,这种想法仍然令人费解。为树立“外交品味”玄叶外相明确表示了不会再送的方针。因为这一系列的交手回合,倒使我眼前浮现出了一首童谣。


〈しろやぎさんから おてがみついた/くろやぎさんたら よまずにたべた/しかたがないので おてがみかいた/さっきのおてがみ ごようじなあに〉。まど・みちおさん作詞の「やぎさんゆうびん」だ。歌は白と黒を入れ替えて続く。


<白山羊发出的这封信到了/再看黑山羊,居然看也不看就给吃了/没办法,只好写了封信/刚才的那封信,是什么要紧事呀?>。这首作品的名字叫“山羊邮局”由马德•道夫先生作词。儿歌接下来的部分又将白与黑对换了一下。


日韓は二匹のやぎさんのように、普通のコミュニケーションが成立しない仲になったらしい。口論の末の「表に出ろ」は殴り合いの合図、ここは「出るところに出よう」が正しい。わが国の勧めに応じ、国際司法裁の判断を仰ぐことである。


日韩就像这两头山羊那样,无法进行普通沟通的一对冤家。打嘴仗的结果,一句“咱们上外面去比试比试”,便是互相殴斗的暗号。在此,正确的回答是:“找个说理的地方去评评理”,即响应我国的规劝,听凭国际司法机构的裁定。


サッカーW杯の共催から10年、両国は文化や芸能で交流を深めてきた。こうした草の根の付き合いこそ、数百通の親書にも匹敵する「保険」だろう。一人ひとりが紡いできた細糸の束、これだけは切るまい。


共同举办世界杯至今已经10年,这期间两国在文化以及艺术等方面的交流深入开展。正因为有了这种草根间的交往,它就像为两国关系买了一份“保险”,可以与数百封亲笔信等量齐观。这条由每一个国民纺制出来的细细的绳束,决不允许再被割断。




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