降臨~火の鳥手塚治虫のマンガ「火の鳥」をモチーフにしたオブジェが22日、中京区の京都国際マンガミュージアムに登場した=写真。仏像彫刻の手法で彫られた横11メートル、縦4・5メートルの巨大なオブジェで、訪れたマンガファンらを圧倒した。
市の施設の調度品などに伝統産業を採り入れ、産業を活性化しようと市が推進する「京もの活用事業」の一環として企画された。「マンガの神様」とされる手塚氏の作品で、仏師が登場する「火の鳥」が題材として選ばれ、市内の仏像彫刻師の須藤光昭さん(64)と弟子6人が、今春から夏にかけて制作した。
制作前にマンガを全巻読んだという須藤さんは、「ただのマンガと思っていたが、人生における力強さや壮大さを感じ、それを表現しようと思った」。展示された作品を見た弟子の萬谷陽子さん(26)は、「『京都に行けば大きな火の鳥が見られるよ』と新たな観光名所になってくれれば」と話した。
ミュージアムの新たなシンボルとして制作された「火の鳥」のオブジェ=中京区の京都国際マンガミュージアム
火之鸟降临以
手冢治虫的漫画《火之鸟》为原型刻画的雕像,22日出现在中京区的京都国际漫画美术馆。用雕刻佛像的手法雕刻出长11米、宽4.5米的巨大雕像,这吸引了大量漫画fans前来观看。
在城市的设施配置等方面加入传统产业,达到兴起产业推进城市发展的目的,因此而设计了“兴起京都特色”计划,这次的火之鸟作为其中一个环节。在被誉为“漫画之神”手冢治虫的作品中,选择了有法师登场的“火之鸟”,由市内的佛像雕刻师須藤光昭(64)和弟子6人从今年开始历经春夏终于完成。
制作前須藤阅读了全套漫画,“虽然只是部漫画,但是放在人生中却感到了它的强大和雄壮,我想表现出这样的感觉。”看过展示作品后,弟子万谷阳子(26)说:“希望人们流传‘去东京就可以看到巨大的火之鸟’这样的口碑,将这里变成一个新的观光胜地。”
出处
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000000909240004