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石室の大量の水銀朱は権力の象徴 桜井茶臼山古墳で確認
初期大和政権の大王クラスの墓とされる前方後円墳、奈良県桜井市の桜井茶臼山古墳(全長約200メートル、3世紀末-4世紀初め)で、被葬者を納めた竪穴式石室の全面が大量の水銀朱で赤く塗られていることが分かり、県立橿原考古学研究所が22日、発表した。水銀朱の総重量は約200キロと推定され、国内の古墳で確認された量としては最多。
水銀朱は当時、不老不死の薬ともされており、研究所は「貴重な水銀朱を大量に使って、権力の大きさを示したのでは」としている。
竪穴式石室は長さ6・75メートル、幅約1・2メートル、高さ約1・6メートルと判明。内部には、木棺(長さ4・9メートル、幅75センチ)の底板がほぼ当時の状態で残っていた。石室の壁は、一辺50~60センチ大の板状の石材数千枚を積み上げて構築。石材のほぼ全面に水銀朱が塗られていた。水銀朱は、大和(奈良県)で多産した辰砂(しんしゃ)という硫化水銀の鉱物を粉状にすりつぶして水に溶かしたのち、石材に塗ったとみられる。
国内の古墳で使われた水銀朱はこれまで、大和天神山古墳(奈良県天理市)で確認された42キロが最多とされていた。
石室的大量朱砂是权力的象征 在樱井茶臼山古坟确认
在作为初期大和政权的国王级坟墓的前方后圆坟——奈良县樱井市的樱井茶臼山古坟(全长约200米,建于三世纪末到四世纪初)里,在放有被葬者遗体的竖穴式石室(古坟内安放遗体的石造房间)内,石室表面全体被涂有大量的红色的朱砂。22日,县立橿原考古学研究所发表这一结果。推测朱砂的总量达到了200公斤,在日本国内,是所有古坟中,量最多的。
在当时,朱砂被人们认为是长生不老药。研究所说:“使用了大量的朱砂,由此可以看出权利很大。”
竖穴式石室约有6.75米长,1.2米宽,1.6米高。在石室内部,木棺(长约4.9米,宽75厘米)的底板还和当时一样留在里面。石室的墙壁是由数千块边长50至60厘米的石板积累建筑起来的。石板表面几乎全都被涂上了朱砂。朱砂是将在大和(奈良县)产量丰富的辰砂这种硫化水银磨成粉,然后溶于水后的物质,可以作为涂抹石器的物质。
到目前为止(除了樱井茶臼山古坟),朱砂用量最多的古坟是大和天神山古坟(奈良县天理市),用量有42公斤。
出处http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/091022/acd0910221957009-n1.htm