物忘れ、怒りっぽい…実は脳に損傷
高次脳機能障害　１８日に相談会
事故や病気で脳が損傷を受け、記憶力や注意力の低下、言語障害などが起きる高次脳機能障害。世田谷区立総合福祉センター（同区松原６）で１８日、本人も気付きにくいこの障害について理解を広めるための講演会と相談会「これって障害？　仕事が続かない」が開かれる。同区は全国に先駆けて言語聴覚士や作業療法士、医師などがチームを組み、相談受け付けやリハビリを実施しており、「一人で悩まず、まず相談をしてほしい」と呼びかけている。（小泉朋子）
高次脳機能障害は、脳卒中や脳炎などの病気や事故で、脳に損傷を受けた場合に起きる。うまく話すことが出来ない、新しいことが覚えられない、怒りっぽくやる気がでない――などの症状が出る。
身体のマヒなどがないため、本人も気づきにくく、「見えない障害」と言われる。このため、事故などの後に職場に復帰したものの、以前のように仕事が出来ず、周囲に相談出来ずに一人で悩んでいる人も多いという。
同センターは２００１年から支援に取り組んでいる。当時はまだ障害が知られていなかったが、「体に異常はないが、物忘れがひどく日常生活に支障がある」などの相談が増え、患者のグループが出来たのが始まりだった。
同センターでは一人ひとり違う症状に合わせたリハビリをするため、医師や看護師、理学療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカーなど幅広い専門職が話し合い、プログラムを作る。また、センターのほか、区内の医療機関や就労施設などが連携して、リハビリやその後の就労支援をしている。
　　現在は６０人以上が週に１～３回のペースで通い、パソコンやドリルを使って記憶力を向上させるリハビリをしたり、集団で話し合いをして思考力をつける訓練をしたりしている。同センターの作業療法士繁野玖美さんは、「病院を退院した後、すぐにリハビリを始め、継続をすることが大切。すぐには良くならなくても生活の質を上げることが出来る」と話す。
１８日はまず、橋本高次脳機能研究所の橋本圭司医師が障害について講演する。その後、リハビリを経て現在は仕事に就いている人が体験談を話す。障害について来場者からの相談にも乗る。



记性不好、容易发怒。。。实际上是脑损伤
大脑高级职能损害  18日商讨会
因为事故、疾病等原因使大脑收到了损伤，引起了记忆力和注意力低下、出现语言障碍等大脑高级职能的损伤。在世田谷区立综合福利中心（同区松原6），18日将举办演讲会和座谈会，会议围绕对“连本人都很难察觉的损伤”的理解展开，主题是“这是损伤么？工作进行不下去了。”世田谷区在全国首先组成了由语言听力人士、作业疗法人士、医生等组成的小组，实行接受商讨的措施，呼吁“希望你不要一个人烦恼，先来和我们讨论一下吧”。
大脑高级职能的损伤，一般情况下是由于中风、大脑炎等疾病、事故等，对大脑造成伤害引起的。有诸如以下的症状：不能正常的好好说话、记不住新东西、容易发怒、没有干劲儿等等。
因为没有身体瘫痪等症状，大多数人都察觉不到，可以说是“看不到的损伤”。正因如此，事故等之后的很多人，即便是回到原来工作的地方，也不能再像以前那样的工作，跟周围也不能愉快交谈，只能一个人默默的独自烦恼。
这个中心从2001年开始就致力于对这些人的支援。虽然当时还不知道是因为脑损伤，但诸如“身体没什么异常反应，然而记性特别不好，以至于影响到了日常生活”等的交谈慢慢的多了起来，开始出现了患者人群。
这个中心为了应对不同的患者不同的症状，特意创办了个节目，请来了医生、护士、理学疗法人士、语言听力人士以及社会人士等等，共同商讨。另外，除了这个中心，区内的医疗机构、劳动机构等等联手，帮患者进行康复锻炼，以及之后的就业支援等。
现在，六十多名患者以每周一到三次的频率往返于这个中心，或者利用电脑、习题等做加强记忆力的康复锻炼，或者大家一起讨论问题来锻炼思考力。这个中心的作业疗法人士繁野玖美说，“从医院出院之后，立刻就开始康复锻炼并且持续下去，这是十分重要的。虽说不一定能立刻就变好，不过却能提升生活的品质。”
18号的时候，先是桥本大脑高级职能研究所的桥本圭司医生针对损伤问题做演讲。之后，由经过康复锻炼现在已经返回工作的人谈一下体验。也会和到场人士共同讨论损伤问题。
出处：http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20091114-OYT8T00126.htm