ブラジル、温室ガス36%削減を目標 森林伐採8割減で 【レシフェ(ブラジル東北部)=平山亜理】ブラジル政府は13日、温室効果ガスの排出量を2020年までに、特別な対策を取らない場合に比べて36.1~38.9%削減するとする目標を発表した。アマゾンなどの森林伐採を大幅に減らして二酸化炭素(CO2)の森林吸収を増やすことで達成を目指す。
目標は来月コペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)に示す予定だ。「義務的なものではない」としているが、新興国の中で先駆けて大幅な目標を示したことで、先進国と途上国の間で続く対立を緩和させるなどの効果も期待される。
「地球の肺」とも呼ばれるアマゾンの森林を抱えるブラジルは、これまで森林伐採の削減量の数値目標設定には難色を示していた。アマゾンでは96年から05年までの年間平均で1万9千平方キロの森林が伐採されていたが、政府は昨年末に初めて、2017年までに伐採面積を72%減らすと発表。今回は削減目標をさらに80%まで増やし、2020年のアマゾンの森林伐採を年間4千平方キロにとどめるとしている。
アマゾンでの森林伐採は、焼き畑などによる農耕地の造成が主な原因とされる。政府は、焼き畑をしなくても農作物を作れる方法の指導や、違法伐採の取り締まりを進めている。
12日には、政府のアマゾン研究機関が、昨年8月から今年7月の1年間にアマゾンで伐採された森林は7千平方キロで、1万2千平方キロだった前年同期に比べ45%減ったと発表。88年に監視を始めて以来、最少の伐採量で、ミンク環境相は「取り締まりの効果があった」としている。
巴西:争取使温室气体减少36%,森林砍伐减少八成 【伯尔南布科(巴西东北部) 平山亚理】巴西政府13号发表声明称,争取到2020年为止,跟不采取任何措施的时候相比,使温室气体的排放量减少36.1%~38.9%。同时要努力实现大幅度降低亚马逊等森林的砍伐,从而能保证森林能吸收更多的二氧化碳。
下个月在哥本哈根即将召开的国际气候变动大纲条约第十五次缔约国会议(COP15)上,巴西政府预计公开发表这个计划。“虽然不是义务”,但巴西政府期待,在新兴国家中率先表明这个计划,能缓和一下发达国家和发展中国家持续的对立关系。
拥有着“地球之肺”之称的
亚马逊森林的巴西,到现在为止,一直很难制定出削减森林砍伐的达成目标量。在96年到05十年间,亚马逊森林中平均每年就有一万九千平方千米的森林被砍伐,巴西政府在去年末,第一次站出来说到2017年为止,要减少砍伐量的72%。这次更是把减少的砍伐量目标增加到了80%,采取了这个措施以后,亚马逊森林的平均年砍伐量将保持在四千平方千米左右。
在亚马逊森林的砍伐中,烧地作田的农耕地的开发是主要原因。政府采取了一系列的措施,譬如教给农民不烧地也能种植农作物的方法,加强违法砍伐的管理等等。
12号,巴西政府的亚马逊研究机构发表声明称,从去年8月份到今年7月份一年间,被砍伐的森林总面积是七千平方千米,跟去年的一万两千平方千米相比,减少了45%。从88年开始观察到现在,年砍伐量是最低的,环境大臣米克说:“管制终于有了效果”。
出处:
http://www.asahi.com/international/update/1114/TKY200911140153.html