人口増加率の低下が悩みのタネ=出生率上げたいが、再度の人口爆発も怖い2009年11月13日、
中国では1979年以降「一人っ子政策」を採用し、人口の増加をいかにコントロールするかに取り組んできた。しかしここに来て、中
国も欧米や日本と同じように少子高齢化の進行など人口減少問題に直面し始めている。経済参考報が伝えた。
一般に人口を維持するために必要な出生率は2.07~2.08とされているが、現在の中国の出生率は1.5以下と見られている。ある専門家は「この水準が続けば、中国の人口は30年ごとに4分の1ずつのスピードで減少するだろう」と警告する。
また、米国の有名な経済学者は「人口増加率の減少は、1950~60年代の日本のように一時的には経済に利益を与える。しかし80年代に入り日本はその影響で社会負担が徐々に増加し、労働コストの急増を招き、経済発展の足を引っ張るようになった。人口減少が続けば中国も数十年以内に同じ道を歩むことになるだろう」と予測する。
専門家は「出生率の低下は地球規模で多くの国家が直面している問題」と指摘する。また、中国のある大学教授は「女性の教育程度の向上に伴い、伝統的な観念に根本的な変化が現れている」とし、女性の教育程度と出産年齢の高さが正比例の関係にあること、離婚率の上昇が出産年齢を高くしていること、子供を育てるコストが高くなり、生みたくても簡単に生めなくなっていること、社会的なストレスの増大により子供を生むことに対する心理的な影響を受けていることなどが出生率低下の原因と分析している。
こうした状況に、中国国家人口·計画生育委員会の責任者は「今すぐに出産を奨励したとしても、短期間ではこのトレンドを変更することは不可能。中国は依然として巨大な人口を抱えており、適切に出生率を引き上げる必要があるが、こうした政策を通して再度の人口爆発を引き起こすべきではない」と語っている。
人口增长率低下埋下困扰种子:想提高出生率,又恐人口再度激增 2009年11月13日,经济参考报称,中国在1979年以来一直实行“独生子女政策”,竭力控制着人口的增加。但是在今天,中国同欧美和日本一样,也要开始直面随着少子化,老龄化程度的加深所带来的人口减少问题。
通常认为为了维持人口的稳定,出生率需要保持在2.07~2.08这个水平上。但目前中国的出生率仅在1.5以下。一些专家给出这样的警告:“如果按照这个水准持续下去的话,中国的人口每隔30年就会减少四分之一。”
另外,美国有名的经济学者预测:“人口增加率的减少,在1950~60年代给日本带来了短暂的经济利益。但是进入80年代,日本受其影响,社会负担渐渐加大,招致劳动成本突然激增,渐渐拖了经济发展的后腿。如果中国人口这样持续减少下去的话,几十年内也会走上日本这条道路。”
专家还称:“在全球范围内,出生率低下都是一个需要直面的问题。”同时,中国的某大学教授也分析称,伴随着女性受教育程度的提高,一些传统的观念从根本上也发生了变化。女性的受教育程度是和生育年龄存在正比例关系的。离婚率的上升拉高了生育年龄,抚养孩子的成本加大,即便想生也不会草率的生。由于社会压力的增多,对于生孩子这件事还要有充分的心理准备。凡此种种,都是造成生育率低下的原因。
在这样的一种情况下,中国人口计划生育委员会的负责人称:“即使现在迅速奖励生育,短期内这种下降趋势仍是不能改变的。中国仍然是一个人口大国,尽管需要适当的提高出生率,但不应该通过这样的政策迫使人口再度激增。”
出处
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091115-00000019-rcdc-cn