小沢氏、権力の中枢に 党内結束に不安も民主党の小沢一郎代表代行が3日、新政権樹立に向けて幹事長就任を受諾したことで、今後の閣僚・執行部人事にも小沢氏の意向が大きく影響しそうだ。「小沢幹事長」は巨大化した民主党をどう束ね、連立政権を支えていくのか。小沢氏と距離を置く党内グループには反発も出ており、新政権の運営を巡って不協和音が広がる可能性もある。
党内では当初、官房長官や財務相、外相など主要閣僚を内定させたうえで「政権移行チーム」を発足させ、その他の閣僚や党執行部人事を決める案が検討された。だが、この構想は「首相指名もされていないのに浮足立っている」とする小沢氏周辺の反発で頓挫した。
小沢氏の幹事長起用はこうした経緯を踏まえて決まったもので、今後、16日召集の特別国会に向けて小沢氏主導で重要閣僚や党執行部の人選が進む公算が大きい。(08:03)
小泽 成为权力中心 党内不团结民主党的
小泽一郎代理于3日,就树立新政问题,接受就任干事长一职,小泽的意向今后将大大影响官僚和执行部人事。“小泽干事长”将如何治理巨大化的民主党,又能否支撑联立政权呢。和小泽保持距离的党内集团也开始排斥他,围绕着新政权的运营问题,不和谐声音可能会渐渐流传。
党内当初内定了内阁秘书长和财务长、外交大臣等主要内阁,在此基础上建立“政权移交团队”,其它的内阁和党执行部人事将由商讨决定。但是小泽“没有被首相指名所以不能确立地位”,所以小泽身边的反对者顿挫了这个构想。
任命小泽为干事长经历了一番过程后终成定局。今后,16日面向召集的特别国会,在小泽的主导下,重要内阁及党执行部的人选将进一步浮出水面。
出处
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090904NT3S0301Y103092009.html