富士通社長退任、間塚会長が兼務富士通は25日、同日付で野副州旦(のぞえくにあき)社長(62)が代表権のない相談役に退き、間塚道義会長(65)が社長を兼務する人事を発表した。退任の理由は「病気療養のため」という。近く社内に設ける指名委員会で議論し、年度内にも後任の社長を決める方針だ。
記者会見した間塚氏は、野副社長が25日午前の定例取締役会前に突然、「辞任して治療に専念したい」と辞任を申し出たと説明した。詳しい病状は、「プライバシーにかかわる」として公表しなかった。
野副氏は2008年6月に社長に就任。主力の企業向け情報システム事業の強化を打ち出し、不振のハードディスク駆動装置(HDD)事業の売却などリストラにも取り組んだ。
(2009年9月26日 読売新聞)
記者会見する富士通の間塚道義会長兼社長(25日午後)
富士通社长退任 间冢会长兼任富士通25日宣布,当天野副州旦社长(62)辞去无代表权的顾问一职,将由间冢道义会长(65)兼任社长。退任的理由是“养病”。近日公司内部将讨论出指定的委员会,年内决定下一任社长人选。
野副社长在25日上午举行定期董事会议前突然辞职,对此出席记者见面会的间冢解释说:“(野副社长)辞职后将静心养病”,详细病情因为是“私人问题”所以并没有透漏。
野副2008年6月就任社长。提倡企业情报系统事业的强化,致力于重组硬盘驱动装置的销售(HDD)等事业。
(2009年9月26日 读卖新闻)
出处
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/jinji/20090926-OYT8T00472.htm