金大中・元韓国大統領死去 拉致、日韓史に影(1)「韓国のために力を尽くした人だった」「早過ぎる死だ」--
日本とも関係の深かった韓国の金大中元大統領が18日死去し、在日コリアンや生前に面識のある人たちから追悼の声が上がった。一方、東京都内のホテルから拉致された事件については、その真相が明らかになる日は限りなく遠のき、当時の捜査幹部らは無念の思いをにじませた。【村上尊一、曽田拓、内橋寿明】
拉致事件があった73年に毎日新聞ソウル特派員として金氏に直接取材した古野喜政・日本ユニセフ協会大阪支部副会長(72)は07年春、再び金氏にソウルの自宅で会った。大統領となり国賓として来日した後だったが、金氏は「(拉致以前の状態に戻す)原状回復という名目で日本に行ったことはない。法律的に原状回復したとは言い難い」と語ったという。古野さんは「(事件の)政治決着を最後まで了としてはなかったと思う」と胸中を推し量った。
原韩国总统金大中去世 绑架事件对韩日历史的影响(1)“为了韩国鞠躬尽瘁”“过早地离开了我们”——
和日本关系密切的原韩国总统金大中于18日去世,在日的朝韩两国人和相识人士纷纷前来追悼。但是曾经在东京都内发生的旅馆绑架事件,虽然真相已经揭晓,但是依然历历在目,当时的搜查官们也一定留下了懊悔的回忆。【村上尊一、曽田拓、内桥寿明】
绑架事件发生在73年,现任日本国际儿童基金联合会大阪支部副部长古野喜政(72岁)那时作为首尔每日新闻的特派员曾经直接采访过金氏。在07年春,他再次来到了金氏位于首尔的家里。此时金氏已经成为总统,作为贵宾访问过日本,但是金氏表示:“以恢复原状(已经恢复绑架前的状态)的名义访日是不可能的。在法律上不能这么说。”古野解释推测说:“(事件)的政治解决方法最后都没有实现。”
出处
http://mainichi.jp/select/world/news/20090819ddm041030143000c.html