世界陸上:人類最速ボルト、自信に満ちあふれ 男子百決勝◇陸上の世界選手権(16日、ベルリン)
1年前の北京五輪の決勝レース後、世界中で論議を呼んだ「人類最速の可能性」に、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が一つの答えを出した。自身の世界記録を0秒11も縮める9秒58。ボルトは「0秒1も速く走れるとは思わなかった。でも、私にはすべての可能性がある」と言い切った。
追い風0.9メートルの好条件。20メートル付近でトップに立ち、そのままぐんぐん加速。終盤、右隣の5レーンを走るタイソン・ゲイ(米国)との差を横目で確認しながら、最後まで力を抜かずにゴールを駆け抜けた。電子時計が本格導入された1968年以降、男子百メートルの世界記録で0秒11も縮めた例はない。
男子100メートル決勝 ゴールする(左から)9秒58の世界新で優勝したウサイン・ボルト、2位のタイソン・ゲイ、3位のアサファ・パウエル=16日、ベルリンの五輪スタジアム(共同)
男子100米决赛(左)创造9秒58新世界纪录的尤塞恩·
博尔特(Usain Bolt),获得亚军的是泰森·盖伊(Tyson Gay),季军是阿萨发·鲍威尔(Asafa Powell)=16日,格林奥林匹克体育场(共同)
世界田径:人类极速博尔特 自信满满 男子百米冠军◇世界田径锦标赛(16日 柏林)
一年前在北京奥运会获胜之后,世界上有种舆论称“人类所能达到的极速”将由尤塞恩·博尔特(Usain Bolt)(牙买加)给出最终答案。这次他将自己创造的世界记录又缩短了0.11秒,创造了新的记录9秒58。博尔特坚定地说:“没想到能快0.11秒。但是对我来讲一切皆有可能。”
顺风0.9米的优势。他在20米后就取得了领先地位,在这基础上不断加速。临近终点时,他已经超越右边第5跑道的泰森·盖伊(Tyson Gay)(美国)悬殊的距离,最终不费吹灰之力便赢得了冠军。这是在1968年引进电子计时器以来最快的速度,将世界记录缩短了0.11秒。
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20090817k0000e050042000c.html