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夏目漱石の未発表書簡見つかる　佐藤春夫の父に宛てた手紙、和歌山で公開

夏目漱石（慶応３～大正５年）が、和歌山県新宮市出身の作家、佐藤春夫の父の豊太郎（文久２～昭和１７年）にあてた未発表の手紙が見つかり１１日、同市の佐藤春夫記念館が公開した。
手紙は漱石が亡くなる約半年前の大正５年６月２７日付の消印。本名の夏目金之助の名で「東牟婁郡志　速玉神社小史並びに熊野牛王拾葉　いづれも到着　有難頂戴致候」などと書かれ、豊太郎から送られた熊野地方の歴史書や熊野三山で配布される厄除けの神札へのお礼などがつづられている。
没後の大正６年に刊行された漱石全集に掲載した豊太郎あての手紙３通とともに巻物風に軸装され、東京在住の春夫の長男、佐藤方哉（まさや）さん（７７）方にあるのを親類が見つけ、今年７月に同記念館に寄託した。全集に掲載された３通の現物が見つかったのも初めて。
辻本雄一館長は「豊太郎が漱石と対等の立場で付き合い、熊野地方のことを必死に教えていたことがうかがえる貴重な資料」と指摘する。手紙は１２月１日に始まる開館２０周年企画展で特別展示される。

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2009-11-11 23:03:43

发现夏目漱石未发表的书信 写给佐藤春夫的父亲的信 在和歌山公开

夏目漱石（庆应3年～大正5年）是出生于和歌山县新宫市的作家。11日，新宫市的佐藤春夫纪念馆公开了夏目漱石写给佐藤春夫的父亲丰太郎（文久2年～昭和17年）的，没有发表的信。
信上邮戳的日期是在夏目漱石去世的半年前，大正5年6月27日。本名夏目金之助写道：“(收到)东牟娄郡（和歌山的一个郡）志 和速玉神社简史一起的熊野牛王拾叶（牛王宝印，熊野神社等寺院所制印有“牛王宝印”字样的护身符） 近期难得的收到问候”。向丰太郎为自己送来的熊野地方的历史书籍和熊也三山散发的驱除厄运的护身符答谢，写诗。
亲属在居住在东京的春夫的长子佐藤方哉（77）那里发现，于是和在夏目漱石死后的大正六年发行的夏目漱石全集上登载的写给丰太郎的三封信一起，裱成卷轴，于今年7月寄给佐藤春夫纪念馆。这是首次发现全集登载的三封信的现物。
辻本雄一馆长指出：“丰太郎把夏目漱石放在同等的立场交往，这是可以看出他拼命的在教他熊野地区的事情的重要资料。”书信将于12月1日开始的开馆20周年企画展上进行特别展示。


出处http://sankei.jp.msn.com/culture/books/091111/bks0911111933000-n1.htm