日産とクライスラー、提携解消 小型車供給白紙に【ニューヨーク=丸石伸一】米自動車大手クライスラーグループと日産自動車は26日、昨年合意した両社間でのOEM
(相手先ブランドによる生産)供給をとりやめると発表した。クライスラーが今年に入って経営破綻し、イタリアのフィアット傘下で再建することになったため。
昨年の合意では、クライスラーが日産から小型車の供給を受け、今年から南米で、来年には欧州や米国で販売する計画だった。日産もクライスラー側から供給されたピックアップトラックを11年から北米で売る予定をしていた。だが、いずれの計画も今回、白紙に戻した。
クライスラーは小型車や環境対応車については、フィアットから技術供与を受けることが決まっており、日産との提携は当面不要と判断されたものとみられる。日産もクライスラーの破綻後、提携の見直しを検討していた。
尼桑和克莱斯勒解除合作 小型车供给空白【纽约=丸石伸一】美国著名汽车公司克莱斯勒和尼桑汽车公司于26日发表宣言,去年两公司合作的OEM(以对方名义生产)供给计划终止。克莱斯勒由于今年经营失败,归于意大利的菲亚特公司旗下重整。
去年签订的合约中,克莱斯勒接受尼桑的小型汽车的供给,计划今年开始在南美地区,明年在欧洲和美国地区销售。尼桑也接受克莱斯勒提供的小型卡车,从2011年开始预定在美国上市。但是如今,这个计划已经变成了一张白纸。
克莱斯勒已经决定与菲亚特合作,致力于小型车和环保车的经销,看来与尼桑的合作被直接否定了。在和克莱斯勒合作破裂后尼桑方面将重新研究合作对策。
出处
http://www.asahi.com/business/update/0827/TKY200908270037.html