２０２０年五輪招致、広島・長崎が正式表明

広島市の秋葉忠利市長と長崎市の田上富久市長は１１日、広島市役所で記者会見し、２０２０年の夏季オリンピック開催を目指し、両市が共同で招致検討委員会を設置することを正式に発表した。

両市長は被爆地である両市が「平和の祭典」の五輪を共同開催することで、核兵器廃絶の願いを世界にアピールできると強調した。同委員会では多額の運営費の調達法や、これまで例のない共同開催の可否などの課題を検討。来春までに立候補できるか結論を出す方針だ。

２０年大会を招致する意義について、秋葉市長は「五輪は平和の祭典として出発した。核廃絶のシンボルにふさわしいイベントだ」と述べ、田上市長は「広島は最初の被爆地、長崎は最後の被爆地とする決意の場として、両市で開催する意義がある」と話した。




「オリンピック招致検討委員会」の共同設置を表明し、記者会見する秋葉忠利・広島市長（右）と田上富久・長崎市長（１１日午後２時６分、広島市中区の広島市役所で）＝宇那木健一撮影



广岛长崎正式发表声明 申办2020年奥运会

广岛市的秋叶忠利市长和长崎市的田上富久市长11日，在广岛市政府召开了记者见面会，正式发表声明，两市以举办2020年夏季奥林匹克为目标，共同建立申奥委员会。
作为原子弹爆炸地，两市市长强调，共同举办奥运这个“和平的祭典”，可以在世界增强杜绝核武器的意识。该委员会将商讨关于大量运营资金和资金筹备方法等之前从没提出过的方案。明年春天前将得出是否可行的结论。
申办20年奥运会的意义在于，“五环是和平的集会。这与无核世界的主题相符合。”秋叶市长给出了这样的解释。田上市长说：“广岛是第一个原子弹爆炸地，希望长崎是最后一个，这就是两市共同举办奥运的意义所在。”


出处http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091012-OYS1T00191.htm