釜山射撃場火災：日本人４人　現地入りの家族が身元確認　
【釜山・朴鐘珠】韓国・釜山市の「実弾射撃場」で起きた火災から一夜明けた１５日、現場から運ばれた１０遺体が安置されている釜山郊外の大学病院で身元確認の作業が始まった。地元警察当局者によると、日本人６人の家族が同日夜までに現地入りして立ち会い、４人については家族が身元を確認した。だが、２人の家族は損傷の激しい遺体を前に身元確認ができなかった。警察はＤＮＡ鑑定で身元の最終確認を行うことにしているが、結果が出るまでには「２４～３６時間かかる」という。
　　ツアーに参加して惨事に巻き込まれた荒木英輝さん（３６）の父、英忠さんは、弔問に訪れた韓国の鄭雲燦（チョンウンチャン）首相の手を両手で握り、首相を食い入るように見つめて「息子は韓国を楽しみにしとって……残念でならんです」と訴えた。英輝さんの妻も「何を言っても主人は帰ってこないでしょう」と消え入るような声で語った。英輝さんが安らかな表情を見せていたことが、せめてもの救いだったという。
鄭首相は遺族との面会後、「他国で家族を失うことの心痛は重く、釜山市などと協力して遺族のために特別な措置を取るよう最善を尽くす」と述べるとともに、徹底的な原因究明と再発防止策を講じていくことを約束した。
病院には、韓国人の死者を含めた１０人の遺体が安置されている。喪服をまとって号泣する韓国人遺族とは対照的に、日本人家族らは普段着で気丈に振る舞っていたが、遺体との対面後は支えをなくしたようにベンチにへたり込み、泣き崩れた。控室でも床に座り込んで黙り込み、病院側が用意した飲み物にも手をつけようとしなかった。
　　遺族らはその後、現場の射撃場にも足を運んだ。家族の名を叫んだり、手を合わせたりしながら２０分間ほど、寒空の下で狭い路地に立ち尽くしていた。
一方、負傷した原田洋平さん（３６）ら３人の家族は、負傷者が搬送された釜山市内２カ所の病院へ向かった。





　釜山射击场火灾：4个日本人家属到达现场确认身份
  【釜山 朴瞳珠】自韩国釜山市“实弹射击场”发生火灾之后到15号，已经过了整整一夜，工作人员把十具尸体从事发现场运到了釜山郊外的大学医院里，开始了身份确认工作。据当地警察局称，6个日本人的家属当夜就赶到了现场作见证人，其中已经有四个人的身份被其家属确认。然而，还有两名受害人的家属在过度烧伤的遗体前无法确认身份。警察决定，通过DNA鉴定来进行身份的最后确认，不过要等鉴定结果出来还要“24到36个小时”。
  参加旅行而被卷入惨案的荒木英辉（36岁）的父亲荒木英忠，紧紧握住前来吊唁的韩国首相郑云灿的双手，目不转睛的凝视着他说：“我儿子一直特别期待来韩国。。。真是太遗憾了！”英辉的妻子也用若有若无的声音说：“无论说什么，丈夫也回不来了”。不过英辉一副安静的表情，对家属来说至少算是个安慰吧。
  郑云灿首相跟受害者家人见过面之后，说：“在异乡他国失去家人，心情肯定极其沉痛。我们会尽最大的努力，同釜山市政府齐心合力，为受害者家属采取特别措施”。同时他保证，一定会彻底的查明事故原因，以防止再次出现类似的悲剧。
　　在医院里，包括韩国遇难者在内共存放了十具遗体。韩国遇难者家属都穿上了丧服，嚎啕大哭，与之相比，遇难日本人的家属都穿着平常的衣服，表现得特别坚强，然而看过遗体之后，他们也都是像失去了主心骨一样，颓然的坐在了凳子上，哀号起来。在休息室里，他们也是默默的坐在床上，一点都没动医院准备的喝的东西什么的。
  遇难者家属在这之后，一同去了事故发生现场的射击场。他们在寒空下的狭窄小路上站着，一边喊着家人的名字，一边双手合起来祈祷，这样的大约过了二十分钟左右。
  另一方面，受伤的原田洋平（36岁）等三人，被家属送去了釜山市内的两所医院。
出处：
　　http://mainichi.jp/select/today/news/20091116k0000m040062000c.html