高相被告、保釈も靴投げられた!(2)のりピーファン暴走!高相被告にバ声!靴投げつける渋谷区の路上で現行犯逮捕されて45日目。先に保釈が認められた妻より早く“シャバ”に出た高相被告めがけて、ば声とともに思わぬモノが飛んだ。高相被告が乗り込んだ銀のワンボックスカーが渋谷署前の敷地から国道に出た瞬間だった。
「コノヤロー!」の叫び声に続いて、車の後方窓ガラス付近に黒い革靴が直撃。100人以上の報道陣からフラッシュがたかれる中、男は10人前後の同署員に取り押さえられ“連行”された。同署の調べでは、男は酒井被告のファンとみられる40代。報道陣にまぎれ、靴を投げる前から高相被告に向かって「家族、守れよ!!」などと繰り返し叫んでいた。その後、同署は靴を投げたことに対する被害届は出ていないとして男を解放した。
現場はJR渋谷駅前。下校時や退勤時と重なり、付近は明治通りを挟んで反対側の歩道まで、黒山の人だかりができていた。上空には取材のヘリコプターも旋回。そこに革靴騒動がつき、夕暮れ時のビル街にどよめきの声が響き渡った。
この約5分前の午後5時10分すぎ、高相被告は渋谷署の玄関から出た。黒いジャケットにジーンズ姿。自身の愛称である「CASPPER」と、「PUNK」の文字が入ったキャップをかぶり、グローブを着けた右手で黒いカバンを握っていた。被告の身でもファッションへのこだわりは主張していた。
保釈について、高相被告側は酒井被告と同じ14日に申請し、翌15日に東京地裁が認める決定を出していた。保釈保証金500万円は16日午後に納付。両親が用立て、身元引受人となった。
東京地裁での初公判は10月21日に控えている。一方、酒井被告は17日に保釈され、同日夜に都内のホテルで謝罪会見を開く。