中国には、「光棍節(独身者の日)、」という、風変わりな祝日(11月11日)があります。伝統的な祝祭日とは違い、この祝日は、90年代に南京の大学キャンパスで、大学生の軽い遊び心から偶発的に始まり、最近、中国全土に広まり、定着してきています。
在中国,有一种奇怪的节日——光棍节(11月11日)。这个节日不同于中国传统的节日,它是由上90年代,南京的大学生随性发起的,如今,已风靡全国了。
中国では独身者、とりわけ独身男性のことを「光棍」と呼びます。数字の1が「棍(棒)」の形に似ていることから、4つの「1」が並ぶ11月11日が「光棍節」となりました。
在中国通常称单身(尤其是男性)是“光棍”。因数字“1”的形状似棍形,四个“1”并列的11月11号就成了“光棍节”了。
独身の多くの若者は、この日、レストランやカラオケボックスで騒いだり、合コンで新しい出会いを求めたりと、「独身貴族」を謳歌します。「光棍節」をにぎやかに楽しむことで、日ごろの生活でたまっているストレスを発散し、また、この祝日をきっかけにして、「光棍」状態から抜け出したいという、「脱光」(脱 独身)希望の、祈りにも似た願いもあるようです。
为了讴歌“单身贵族”,很多单身的年轻男女在这一天要不下馆子、要不去K歌、要不就去联谊,希望借此来个美好的“邂逅”。为了玩得更high,他们尽情地释放平日生活的压力,另外,也希望借此摆脱“光棍”的状态。(达到此状态叫“脱光”)
また、独身生活にサヨナラ、との意味をこめて、この日を選んで、わざわざ入籍したり、結婚式をあげたりする若者もいます。10月31日、上海市民政局婚姻管理処が明らかにしたところによると、「独身者祭」で1500組以上の新カップルが、ネットで結婚登記を予約した。2011年11月11日は6つの「1」があるため、スーパー「独身者祭」と言われた。一生一世、一心一意の意味も含まれ、結婚で人気な日になった。
另外,为了彻底告别单身,很多年轻人选择在这一天领证结婚。据上海民政局10月31日的消息,今年有1500对以上的情侣将会在今年光棍节领证结婚。2011.11.11有6个“1”,人们将此命名为“超级光棍节”,其实看法因人而异吧,有人说也有“一生一世”、“一心一意”的意思哦,所以变成人气结婚日也没什么奇怪的。(补充:还有人称之为6“1”儿童节呢!)
「光棍節」も「商戦」のいいチャンスとばかり、一部のデパートでは、「独身」関連グッズのセールもあります。独身者向けのメニューを考え、お見合いパーティーを企画するレストランも現れました。日本と同様、晩婚化が進むと見られる中国では、今後は「独身ビジネス」が、ますます加速しそうです。
对生意人来说,“光棍节”是个好商机,一部分百货商店搞单身商品大减价。还有很多餐馆还为单身者们量身打造了“特殊菜单”以及相亲派对。其实跟日本一样,晚婚在中国也已成为一种潮流。今后,“单身商业”似乎会愈演愈烈啊!