中国で行ったインターネット調査で、中国消費者に「日本のアニメは見ますか?」と聞いたところ、男女の全体平均で「よく見る」が35.1%、「見る」が44.2%となった。日本食の好き嫌いで、「非常に好き」が18.6%、「好き」が46.0%だったのと比べると、いかに中国消費者が日本アニメをよく見るか、日本アニメが好きかがうかがえる結果となった。
于中国进行的网络调查中,中国消费者关于“你看日本动漫吗”这个问题,男女加起来共有35.1%回答“经常看”、44.2%回答“会看”。而对于日本料理的态度,18.6%表示“非常喜欢”、46.0%表示“喜欢”,相比之下,就能看出日本动漫在中国有多受欢迎了。
中国女子だけで見てみると、「よく見る」が36.9%、「見る」が44.8%。日本食ほど、男性との違いは出ていないが、日本食の好き嫌い同様、やはり女子の方が、日本のアニメをよく見ている傾向が読み取れる。また、中国女子に限らないが、この設問では「どちらとも言えない」という中立的な回答が極めて少ない(中国女子だけだと3.4%)のも特徴的であり、これも日本食の中立的回答(同20%程度)と対照的。それだけ、「見る」という回答に集中したとも言える。
光看中国女性的调查数据,就有36.9%选择“经常看”、44.8%选择“会看”。不像被问及日本料理时和男性的选择有那么大出入,和对日本料理的态度一样,女性也很喜欢看日本动漫。另外,不只是女性,在整个调查中也很少出现“不好说”这样中立的回答(中国女性中只有3.4%选择了该项),和关于日本料理中的中立回答(20%左右)数量形成鲜明对照。回答大多都集中在了“会看”这个选项上。
18―22歳という学生層中心の中国女子だけでは、「よく見る」が43.2%に達している。学生に限ってみると、44.6%。ワーキングウーマンの代表、外資系企業に勤める中国女子でも43%に達している。職業に関わらず、日本のアニメがよく見られていることが分かる。家庭月収2万元(約25万円)以上という裕福層の中国女子では、この数値が実に53.5%にもなっている。
在18-22岁的中国女生中,“经常看”的达到了43.2%。而在学生中,更是达到了44.6%。作为职场女性的代表,在外企工作的中国女性中,有43%表示经常看动漫。不管是什么职业,日本动漫的受欢迎程度是显而易见的。而在家庭月收入2万元(约25万日元)以上的、家境较好的中国女性中,这个数字更是达到了53.5%。
インターネット環境さえあれば、中国に豊富にある動画サイトにおいて、字幕付きの日本アニメがしっかり整備されている。日本においても一般的にはそれほど有名ではないと思われる日本のアニメに関しても、ほとんど日を置かず字幕付きでアップロードされているような状況だ。百度(Baidu)の動画検索では、日本アニメの中国語タイトルを入れると、1話から最終話まできれいにインデックスされ、各動画サイトへのリンクが張られている。版権の処理が行われていないケースが多いともされ、問題もあるが、ユーザーにとっては非常に便利なのは確かだ。
只要能上网,中国很多的视频网站上都可以看到各种各样的、带字幕的日本动漫。即使是在日本不怎么出名的动漫,在中国不出一天,就会有人做好字幕传到网上去了。用百度(baidu)搜索视频,只要输入某日本动漫的中文标题,该动漫的第一集至最后一集都会被清晰地罗列出来,也会有各视频网站的相关链接。由于不怎么处理版权问题,对于用户来说反而是十分便利。
そのような環境のため、日本アニメのファンは中国において極めて多く、一説によればそのキャパシティーは中国においても極めて人気の高いとされる韓流ドラマ市場を凌駕するとも言われている。韓流ドラマがどちらかといえば女性がターゲットになっているのに対して、中国においても日本のアニメは男女問わず愛されている。
在这般环境的作用下,中国有非常多的日本动漫粉丝。甚至有一种说法,认为日本动漫的人气比在中国也很有市场的韩剧更高。因为韩剧市场主要还是以女性为目标,而在中国,无论男女都喜欢看日本动漫。