時間のかかる合意決定
日本では、商談の開始から契約成立までに非常に時間がかかる。交渉担当者の権限が欧米ほど明確でないと言うこともあるが、意思決定までに、現場の人間の合意をも得るといった形がとられること多いからである。
在日本,从洽谈到签订合同为止需要较长的时间。这里面有一部分原因是日本方面的洽谈代表权限不如欧美人那么明确,再则是因为在决策之前必须征得现场工作人员的同意,日本较多采用这种形式。
日本人との交渉は気長に誠意を持って当たることである。契約内容に対して請求にイエスかノーを迫ったところで交渉はスムーズにいかない。逆に関係を悪くすることすらある。日本の契約事項の検討というのは、単に契約書に書かれていることだけではなく、人間関係と同様に契約相手と長期的に取引していけるかということが重要なので、この点でも合意に時間がかかるのである。
同日本人交涉要做到有耐心,有诚意。对于合同的内容,迫不及待地要求对方表示是否同意的话,交涉反而不能顺利进行,甚至会导致关系恶化。日本人的所谓考虑合同事项,不仅单纯考虑写进合同书中的内容,而且与人际关系一样,重要的是考虑能否与对方长期合作,在这一方面达成协议也要花很长的时间。