中国 2億人がネットでニュースをチェック
中国社会科学院がこのほど発表した「09年社会青書」の中の「08年中国インターネット世論分析報告」で、2億600万人の中国人が主にインターネットでニュースや情報をチェックしていることが明らかになった。これはネット利用者の68.6%を占め、インターネットが社会世論に重要な影響を与えていることを意味する。
この報告書を執筆した人民網世論観調査室の研究スタッフによると、2008年は中国のインターネットが急速に発展・普及した一年となった。中国のネット利用者数は今年6月30日までに2億5300万人に達し、世界一に踊り出た。インターネットの発展初期では、インターネットでゲームをしたり、仲間を作るのが主流だったが、2008年にはニュースへのアクセスが急増するという新たな変化があった。ネットニュースの利用者は今年上半期、5164万人増の2億600万人を数えた。
2008年は一大事が多発し、それがネットニュースの発展に一役買った。人民網、新華網、央視国際の三大ニュースメディアをはじめ、新浪(SINA)、捜狐(SOHU)、網易(NETEASE)、騰訊(テンセント)の四大ポータルサイトは毎日2万以上のニュースを更新し、1日当たりの平均アクセス数は20億件にのぼっている。
ネット世論がここまで盛り上がるのは利用者の時事問題への強い関心が前提となっている。無数の情報が流れるインターネットは世論を生む重要な情報源だ。調査によると、中国のネット利用者の主体は30歳以下の若者たちで、全体の68.6%を占め、インターネットを通じてニュースや情報を集めたり、自分の意見を発言するのを習慣にしている。
今年インターネットの影響で一夜にして全国各地で話題となった事件もいくつかある。各級政府はネット世論をこれまで以上に重視しはじめ、多くの地方や部門が公共事項についてネットで幅広い意見を集め、各界からの声を大切にするようになった。
インターネットという新しいメディアは世論を反映する重要な一部で、思想・文化・情報の集散地であり、世論を広げる道具となった。ネット利用者は公共事項に積極的に参加し、中国社会全体の発展と進歩、世論の拡大に前向きな役割を果たしている、と専門家は話す。(編集KA)
中国有2亿人在网上浏览新闻
中国社会科学院最近发表的[09年社会蓝皮书]中的“08年中国网络舆论分析报告”显示,如今中国有2亿600万人主要在网上浏览新闻及搜索信息。这些占网络利用者总数的68.6%,网络已经对社会舆论具有重要的影响。
据执笔这篇报告书的人民网舆论观测调查室研究人员讲,2008年是中国互联网急速发展和普及的一年。中国的网民到6月30日为止已经达到了2亿5300万人,跃居世界第一。网络发展的初期阶段,主流作用是打游戏及聊天,但是2008年中出现了进入新闻舆论的新变化。网络新闻的利用者在今年上半期增加了5164万人达到了2亿600万人。
2008年是一个多事之秋,这也促进了网络新闻的发展。以人民网,新浪网,央视国际等三大新闻媒体为首,以及新浪,搜狐,网易,腾讯等四大门户网站每日更新2万条以上的新闻,平均日访问量达到了20亿次。
网络舆论发展到如此壮大是以网民对时事问题持有强烈的兴趣为前提的。流动着无数信息的网络是舆论诞生的重要情报源。据调查,中国网民是30岁以下的年轻人为主,占全体人数的68.6%,他们习惯通过网络收集信息和新闻,并发表自己的意见。
今年网络影响在一夜之间成为全国各地的话题的事件也有很多起。各级政府也都开始比之前都关系网络舆论,许多地方及部门都会在网上就公共事项采集各方的意见,重视各界的看法。
网络这个新型媒体是反映舆论的重要部分,是思想·文化·信息的集散地,也是传播舆论的重要工具。专家指出,网民积极的参加公共事业,对中国社会全体的发展和进步,对舆论的宣传都具有积极的作用。
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