新型インフル大流行ならネット混む？　米監査院が指摘
    【ワシントン＝勝田敏彦】米議会の政府監査院（ＧＡＯ）はこのほど、新型インフルエンザの大流行が起きると、会社や学校を休んだ人からの接続でインターネットが混雑し、政府や企業の業務に支障が出る可能性があるとする報告書を発表した。
　　報告書は、インターネット・セキュリティーを担当する国土安全保障省の研究やインターネット接続業者への聞き取り調査から、大流行に伴う通信量の増大は、都市住宅地域のネットワークの伝送能力を超えると指摘。政府や企業の職員が自宅からネット経由で仕事をするのに支障が出る恐れがあるのに「担当の政府機関は十分な対策を取っておらず、（通信量を制限するなどの）法的手段も準備していない」とした。
　　大流行では、感染した家族の世話をするため自宅に残った人が、通信量の多い映画やゲームを楽しんだり、健康情報を集めたりすることが予想されている。
　　一方、金融関係のネットワークはインターネットと独立に構築されていることが多く、大流行の影響は避けられるだろうとしている。



美国监察院指出：新型流感大流行会导致网络拥挤？
    （驻华盛顿记者胜田敏彦报道）美国议会的政府监察院（GAO）发表报告书称，最近如果新型流感大规模流行，就有可能因放假上网的人太多而造成因特网的混乱，进而影响政府和企业的正常运行。
    报告书称，根据负责保障网络安全的国家安全保障厅的研究和对网民的询问调查得知，伴随着流感的盛行，网络流量剧增，已超过了都市住宅区网络的传送能力。这有可能会妨碍通过网络在家办公的政府和企业的职员。对此，报告书中说“相关政府部门没有采取充分对策，（限制流量等的）法律手段也不健全”。
    据预测，在流感盛行的情况下，为照顾被传染的家人而留在家里的人们，会在网上看电影，打游戏，查询健康相关信息等。
    另一方面，金融相关机构的网络大部分是独立于英特网的。因此避免了因流感而产生的影响。
新闻出处：http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200911070387.html