会社に誰もいなくなっても一人残って何時間も残業し、夜通し働いたことがある人は、おそらくたくさんいることでしょう。そこまで長時間働いた日も、家に帰れば寝るだけで、また起きたら会社に逆戻りかと思うと、誰だって 鬱々とした気持ちになります 。
即便公司空无一人还独自加班几小时、甚至通宵工作的恐怕大有人在吧。工作了那么长时间,回到家也只是睡个觉,起来后又回公司上班,这样不管是谁都会心情抑郁的。
今や日本では、15人に1人はかかると言われているほど、うつ病は発症率が高く、深刻な社会問題になっています。ですから、当然のこととして知っている人も多いでしょうが、国際的な研究チームの新しい研究によると、収入や社会的な経済状況に関係なく、長時間の労働はうつ病や精神疾患のリスクを高めることがある のだそうです。
现如今在日本,15个人里就有一个患有忧郁症的人。可见忧郁症发病率之高、已经成为严重的社会问题。根据国际研究小组的最新研究,与忧郁症等心理疾病风险的攀高有关的并不是收入或社会经济状况,而是长时间的劳动,虽然早有很多人觉得这是当然的事情。
オンラインの査読(同業の研究者による相互評価)ジャーナル「PLoS ONE」で、この研究の全文を読むことが可能です(英文)。被験者は、平均年齢47才の2,100人以上の男女という十分な数で、すべての被験者がイギリスのいわゆるホワイトカラーの労働者でした。この研究は、うつ病と労働時間と社会的な経済状況の関連性を主に調査している「Whitehall II」(ストレスと健康に関する研究,英文)でも追跡調査されています。
在网络调查(同行研究者之间的相互评价)杂志「PLoS ONE」、可以看到研究的全文(英文)。调查对象足达2100人,是平均年龄在47岁的男女,这些调查对象在英国都是所谓的白领阶层。这项研究是以忧郁症和劳动时间、社会经济状况的关联性为主进行调查的「Whitehall II」(关于压力与健康的研究,英文)的后续调查。
これにより、収入が 妥当な場合(もしくは収入が高くても)、 徹夜をして1日中仕事をした場合など、例えそれが 昇進やキャリアに必要な仕事だと分かっていても、すべての被雇用者においてうつ病のリスクが高まる ということが分かりました。さらには、心臓病や他の病気のリスクも高くなるそうです。追跡調査の必要はありますが、この研究で明らかになったことは、ほとんどの人がすでに分かっていたことでしょう。長時間働いたり、睡眠時間を削って働いたり、メールの受信箱が常に一杯というような状況は、 報酬がいくら良かったとしても、ストレスが 溜まり悲観的な気持ちになるもの なのです。
根据该项调查,在收入稳妥的情况下(或收入很高)通宵工作一天的话、即便知道这是为了升职或者是工作经验所需而做的工作,所有的被雇佣者患上忧郁症的风险还是会增高。同时心脏病和其他疾病的风险也会增加。虽然有追踪调查的必要,但这项研究表明的内容,其实大部分人早已知道。长时间、甚至牺牲睡眠时间去工作,邮箱收件夹里总是塞满邮件,这样下去不管薪酬多好,也会因压力的累积产生悲观情绪。
毎日好きなことをやっていても(仕事でもプライベートでも同じ)全然楽しくないと感じた時のために、どうすれば仕事をやめてすぐに家に帰れるかを学んでおく必要があります。オンとオフ、仕事とプライベートの境界線をハッキリとさせ、エクササイズや趣味などの個人的に楽しめることで 息抜きをして、仕事以外の面を充実させることがとても大切 です。
如果感觉每天做着喜欢的事情(无论是工作上的还是私人的)却一点都不快乐,那么就有必要学会如何早点结束工作回家。劳逸结合、明确工作和个人的界限、在体育锻炼或者兴趣等个人兴趣上放松,充实工作之外的方面是非常重要的。
うつ病の初期症状として「今まで楽しんでいたことが楽しめなくなる」というものがあります。すでに趣味や楽しみを持っている人でも、長時間労働やストレスのかかる状況が続いて、それを楽しむ意欲すら湧かなくなってしまったら、すぐに病院へ行ったり産業医に相談してください。
忧郁症的初期症状是“对一直以来享受的事情现在却完全提不起兴趣”。即便是已经拥有兴趣和乐趣的人,若长时间劳动和压力累积的状况一直持续下去,最终无法涌现享受这些的欲望之时,请立刻去医院或向医生咨询。