日本人の仕事に対するモチベーションはアジアの中でも特異?
日本人的工作动机在亚洲也很独特?
外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、先に発表したアジア5か国・地域(中国、香港、日本、シンガポール、マレーシア)計600万人以上の従業員を擁する3000社を対象に実施した雇用の実態に関する調査「2016年度版 ヘイズ アジア給与ガイド」の結果、アジア各国と比較して日本人従業員の仕事に対するモチベーション(動機)が独特であるとの考察を発表した。
根据外资系人才介绍公司Hays Specialist Recruitment Japan 株式会社在日前发表过的以5个国家/地域(中国,香港,日本,新加坡,马来西亚)拥有共计600万人以上员工的3000家公司为对象实施的,关于雇用形态的调查报告《2016年度HAYS 亚洲薪资向导》的考察结论,与亚洲各国相比,日本员工的工作动机比较独特。
1.転職動機
日本人従業員の転職動機は、「新たな挑戦」が最も多い54%。次いで、「今の職場ではキャリアアップが望めない」48%、「給与/福利厚生」37%。これに対して中国、香港、シンガポール、マレーシアでは最も多い転職動機は「給与/福利厚生」。
1.跳槽动机
日本员工的跳槽动机中,“接受新的挑战”的比例最高为54%,“目前的工作无法提升工作能力”占48%,“薪水/福利”占37%。与此相比,在中国,香港,新加坡,马来西亚所占比重最多的跳槽动机为“薪水/福利”。
2.会社に留まる理由
日本人従業員の会社に留まる理由は、「キャリアアップにつながる」が最も多く43%、次いで「給与/福利厚生」が42%。一方、中国、香港、シンガポールでは主な理由として「ワークライフバランス」。 マレーシアでは「給与」が最大の理由という結果になった。
2.留在公司的理由
日本员工留在公司的理由中“能够提高个人工作能力”的比例最高为43%,其次是“薪水/福利”占42%。另一方面,中国,香港,新加坡员工的主要理由为“工作和生活的平衡”。其中,马来西亚仍以“薪水”作为最大的理由。
ヘイズの調査では、アジア全体では従業員の44%、日本では従業員の18%が現在、新たな仕事を探していると回答している。さらに42%(日本では35%)が新たな転職のチャンスがあれば検討する用意があると回答している。
HAYS调查结果显示,全亚洲员工的44%,日本员工的18%表示正在寻找新工作。甚至有42%(日本35%)的人群表示如果有好的跳槽机会将会认真考虑。
従業員の多くが転職を視野に入れている現状で、企業側は何が従業員の転職動機になるのかということに加えて、従業員を現在の職場に留まらせるためにはどのような動機付けが有効かということについても、これまで以上に注意深く検討する必要がある。
面对多数员工将跳槽纳入视野的现状,作为企业方除了了解什么因素导致员工跳槽之外,为了将员工留在企业应采取怎样有效的动机教育,这是需要深切检讨的。