知りたい!:マイケルさん急死、カギ握る専属医 強力な麻酔薬、なぜ投与(1)米歌手マイケル・ジャクソンさんの死因は、睡眠薬や麻酔薬の過剰投与だった。捜査当局は専属のコンラッド・ムレイ医師、ヒューストン・クロニクル紙AP=を過失致死容疑で調べ始めた。強力な麻酔薬が投与されてきた理由は? 巨額の報酬が約束された医師の素顔は? スーパースターの急死を巡る謎を追った。【ロサンゼルス吉富裕倫】
●不眠症
ロンドン公演のリハーサルを終えた6月24日。マイケルさんは寝付けず、25日午前1時半ごろからムレイ医師によって何度も睡眠薬や精神安定剤を与えられた。
だが朝まで眠れず、最後に点滴投与された強い麻酔薬プロポフォールによって命を落としたとされる。プロポフォールは少なくとも6週間前から毎晩投与されていた。
麻酔薬の常用は、不眠症を解消するためだった。完全主義者のマイケルさんだけに、12年ぶりの公演を前に緊張が高まっていたのかもしれない。
東邦大学の坪井康次教授(心身医学)は「強い不安から来る興奮状態だったのだろう」と見る。ただ、手術時の全身麻酔に用いられるプロポフォールが、睡眠薬代わりに処方されることはあり得ない。ムレイ医師は心臓内科医だが、坪井教授は「麻酔薬に頼る前に、精神科医に相談すべきだったのではないか」と疑問を投げかける。
致死量の投薬を否定してきたムレイ医師の弁護士は、「多くが警察の筋書きだ」とコメントしている。
迈克尔的死亡 关键人物私人医生为什么使用强力麻醉剂(1)美国歌手
迈克尔杰克逊的死因已经确定为摄入过多的安眠药和麻醉药。搜查当局开始以医疗过失的嫌疑对其私人医生莫雷进行调查(休斯顿新闻)。为什么给迈克尔使用强效麻醉药?签约巨额报酬的医生的真面目又是什么?众多谜团围绕着这位巨星。【洛杉矶 吉富裕伦】
●失眠症
伦敦公演的彩排结束后的6月24日。迈克尔迟迟无法入睡,25日凌晨1点半左右,莫雷医生给了他安眠药和镇静剂,这已不是第一次了。
但是到早上仍然无法入睡,最后医生给他注射了强效的麻醉剂异丙酚,导致他丧命。从6周前开始每晚都会给他注射异丙酚。
麻醉药的使用可以消除失眠。对于完美主义者的迈克尔来讲,时隔12年的公演前会紧张也是正常的。
东邦大学的坪井康次教授(心身医学)认为“强烈的不安会导致处于兴奋状态”但是用手术时才使用的异丙酚来代替安眠药这是不可以的。莫雷医生是心脏科医师,所以坪井教授对此提出疑问,认为“在使用前莫雷医生应该请教精神科的医生”。
莫雷医生本人否定了使用药物过量,他的护士则表示说:“多数都只是警察的预测。”
出处
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090827dde001200027000c.html