日本の人口は約1億3千万人います。そして、約8千万人が疲れを感じていると言われています。つまり、日本人の5人中3人が、生理的な疲れに悩まされている計算になります。日本はまさに「疲労大国」なのです。しかも、近年疲れの質が変わってきています。日本人の疲れ事情を紹介します。
日本人口约有1.3亿,其中8千万人称感觉到疲劳。这么算来,日本5个人里就有3个为生理上的疲劳所苦。日本真是“疲劳大国”。而且,近年来疲劳的性质也在改变,这次就来介绍日本人的疲劳情况。
国のデータでもわかる疲れ事情
从国家数据即可知的疲劳状况
1999年の旧厚生省の調査でも、疲れを感じている人のうち約36%が、半年以上続く慢性的な疲れを自覚しています。
1999年原厚生省的调查中,感到疲劳的人当中的36%自己意识到自身的疲劳是持续半年以上的慢性疲劳。
このような「長期疲労」になると、日常生活に悪影響が出てきます。誰でも経験している通り、疲れると動きたくなくなり、行動も消極的になるものです。長期疲労の状態だと、一晩寝ても疲れが抜けないため、朝からいろいろなことが面倒に思え、無気力になってしまいます。
像这种“长期疲劳”会对日常生活产生恶劣影响。正如所有人都会经历的那样,累了就变得不想动,行为也会更消极。如果是长期疲劳,睡上一夜也无法消除,从早上就觉得各种事情麻烦,变得有气无力。
働き盛りの世代がこのような状況に陥った場合、会社を休みがちになるなどのネガティブな行動につながり、それによる経済的損失は年間で4千億円とも推測されています。
正当工作盛年的人如果陷入该情况,就会产生经常请假等消极行为,由此造成的经济损失据推测每年可达4千亿日元。
一方で、「自分は体力に自信があり、あまり疲れない」「昔から病気をしないことが取り柄で、疲れなど病気ですらないから大丈夫」と考えている人もいるでしょう。しかしこのような人ほど、実は疲れている可能性が高いのです。
另一方面,也有人觉得“对自己的体力有自信,不怎么累”、“从不生病是我的优点,连病都不生的我对于疲劳什么的更没关系了”。但是,越是这样的人,事实上越有可能疲劳。
疲れたと感じる疲労感と、本当の疲れは別のものです。たとえ脳が疲労感を覚えていなくても、体は疲れているというようなことは頻繁に起こっています。この「疲労感なき疲労」に陥りやすいタイプに、
累了而感到疲劳感与真正的疲劳不同。经常会有大脑没接收到疲劳信息,身体实际上是累了的情况。这就是容易陷入“无疲劳感疲劳”的类型。
「若い頃は体力に自信があった」
「楽しく意欲を持って働いていれば疲れたりしない」
“年轻时对体力有自信”
“只要带着愉快的心情工作就不会累”
というような自信のある人が挙げられ、過労死のリスクも高まります。たかが疲れ、と侮らずに、自分が本当に疲れているのかどうかを冷静に判断しなければいけません。
像这种自信的人,过劳死的风险也更高。别不把疲劳当回事,而需冷静判断自己是否真正疲劳。