「あの会社の社風は○○だ」「○○という会社は残業が多いらしい」――インターネットの普及以来、様々な掲示板やブログ、SNSなどでそういった企業の噂話を見かけることが多くなった。
“那个公司风气XX”“听说XX公司加班多”——互联网普及以来,在各类论坛、博客以及社交网站等地方都能越来越多的看到此类关于企业的流言。
しかし、そういった情報を書き込んでいるのはたいてい匿名のユーザーであり、内容の真偽についてはどこまで信頼できるのかわからない。さして気にするほどのものでもないのか、それとも火のない所に煙は立たないのか、いったいネット上の情報をどこまで信頼すればいいのだろう。
可是,写下这些信息的多半是匿名用户,内容上能有几分可信度就不清楚了。该把这些信息当成无关紧要的东西,还是想到无风不起浪,宁可信其有不可信其无呢,网上的信息到底有多少可信度呢?
「2ちゃんねるやSNSを調査した印象では、偽りの情報で企業評価を操作する意図を持った投稿は稀で、少なくとも投稿者本人にとっては“正しい”情報を書き込んでいる、というケースが大半だと感じました」
livesense网的宫坂先生表示,“通过对2CH论坛以及社交网站的调查,发现故意写企业的虚假信息来降低口碑的情况很少,至少对留言的本人来说是‘正确’的信息,我感觉这种情况占了多数。”
そう語るのは、昨年7月に企業のクチコミ情報を発信?閲覧できる「転職会議」を立ち上げたリブセンスの宮坂さん。
他在去年7月就设立了能够发布和阅览企业道边消息的“转职会议”。l
「ただ、投稿者にとっては“正しい”情報でも、その企業に対する評価軸が定まっていなかったり、ネガティブなバイアスがかかっていたりするので、閲覧者にとって信頼できるかどうかは別問題です」(同氏)
“不过,即使对评论者来说是‘正确’的信息,但是由于没有对企业口碑订下基准值,还有可能偏向于突出负面内容,对浏览的人来说是否可信就是另一回事了”(宫坂先生)
なるほど、たしかに企業のどこを重点的に評価するかは人によって違うし、どの企業と比較するかによっても評価は変わってくるだろう。“嘘ではないが信頼できるとは限らない”わけだ。
原来如此,确实,要重点突出企业的哪个方面这因人而异,还有对比的企业不同也会导致评价差异。这就是所谓的“没骗人却不一定可信”。
「現在、『転職会議』は10万人以上の方にご利用いただいています。やはり転職先候補のクチコミを調べるという方が多いようですね。あらかじめ給与水準や安定性など10個の評価軸を用意し、それに5点満点の点数付けを行ってもらうことで情報の偏りを軽減しています。また、同じ方からの大量投稿や名誉毀損など法的に問題がある投稿以外、ユーザー様の投稿に手を加えることはありません。ユーザー様同士が気持ちよく交流できる場所として機能したいと考えています」(同氏)
“现在,‘转职会议’有超过10万用户使用。很多人当然还是为了进行跳槽前的口碑调查。我们事先设定了工资水平和稳定性等10个评价基准,每项满分5分,让用户打分,以此来减少信息的偏颇性。此外,除了来自同一用户的大量刷票或毁谤等牵涉到法律问题的情况,我们不会对用户的评论动手脚。我们想让这儿成为用户们能够放心交流的地方。”(宫坂先生)
多様な軸を設けることで、より体系的なクチコミの集積を目指しているという転職会議。ユーザーからの反響は?
转职会议通过设定多元化的基准,以期实现更加系统化的口碑聚集效应。那么用户的反响如何?
「『転職会議があって良かった』といったお声を頂くことも多くなっており、大変嬉しく思っております。確かな手応えがある半面、ユーザー満足度についてはまだまだ課題を感じる部分も多く、まずは『転職会議を見れば、その企業で自分が働く姿をイメージできる』と言って頂けるよう、一層の努力をしていくつもりです」(同氏)
“‘有转职会议真的太好了’此类顶起的声音有很多,让我们非常欣喜。可见还是有实际效果的,可另一方面,在用户满意度方面还有很多问题,首先,希望用户能说‘看了转职会议,我能想象在那个公司上班的情景’,要能让用户说出这样的话,还需要进一步的努力”(宫坂先生)
転職希望者だけでなく、最近では就職活動中の大学生からも注目されているという。就職における評判情報収集の場として、こうしたサービスが今後より一層注目を浴びそうだ。
据说除了想跳槽的,最近就连还在求职的大学生也开始关注该网站。作为就业口碑信息集散地,估计类似的服务今后会更受关注。