日语原文:
漫画「はだしのゲン」の一部に過激な描写があるとして、松江市教育委員会が学校で自由に読むことができない措置を取るよう学校側に要請していた問題で、5人の教育委員のうち、少なくとも3人が「原則は子どもが自由に読めるようにすべきだ」という考えを示していることがNHKの取材で分かりました。この問題は、漫画「はだしのゲン」について松江市教育委員会の前の教育長が、去年12月の小中学校の校長会で、「一部に過激な描写がある」として、子どもが図書室などで自由に読むことができない措置を取るよう要請したものです。先週、松江市教育委員会の定例の会議が開かれ、要請について報告を受けていなかった5人の教育委員に対し、清水伸夫教育長が「前の教育長が独自に学校に要請したことは適切ではなく、教育委員の意見をまとめるべきだった」と謝罪しました。この問題で5人の教育委員のうち、少なくとも3人が「閲覧制限の要請は実質的な指示にあたり、教育委員会が行うべきではない。原則は子どもが自由に読めるようにすべきだ」という考えを示していることがNHKの取材で分かりました。この問題については今日開かれる臨時の会議で専門家の意見なども参考にしたうえで最終的な結論が出されることになっています。
参考翻译:
由于漫画“赤脚小子”的部分描写过于血腥,因此松江市教委要求学校采取措施限制学生在校自由阅读该书,对于这一问题,NHK经过采访得知,5名教育委员中至少3人表示原则上学生可以自由阅读该书。这一问题是关于漫画“赤脚小子”,松江市教育委员会前教育局长在去年12月的中小学校长会上,由于该漫画中部分描写过于血腥,要求各校采取措施,使得学生无法在图书室等学校场所内自由阅读该书。上周,松江市教委召开了例会,会议上清水伸夫教育局长就此事向教委的5 位委员因没有向他们做报告而道歉称:“前教育局长独断的向校方做这种要求是不恰当的,应该听取教育委员们的意见。”NHK经过采访了解到,对于这个问题,5名教育委员中至少有3人认为,限制阅览的要求实质上是属于指令,不应该由教委执行。原则上学生应该可以自由阅读该书。关于这一问题,今天将召开临时会议,会议上将参考各个专家的意见后再得出一个最终的结论。