KAT-TUNの亀梨和也(26)の主演で昨年10月期に放送され、高視聴率を獲得した日本テレビ系連続ドラマ「妖怪人間ベム」が映画化(12月15日公開)されることが13日、分かった。“亀梨ベム”に加え、杏(26)のベラ、鈴木福(7)のベロが再集結。人間になるための旅を再開する。
連ドラでは最高視聴率18.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。亀梨にとっても代表作となった「―ベム」だが、映画での復活劇に「おは妖怪!! すごくうれしいです!!」と大喜び。杏も「スクリーンの中で、さらに[wj]迫力あるベラを演じたい」、福も「妖怪人間なので汗をかかないように、虫に刺されないように頑張ります!」と心躍らせる。
映画版のために書き下ろされた完全オリジナルストーリー。連ドラの最終回では、宿敵名前のない男(柄本明)との戦いの末、炎の中に消えた3人だったが、その後も旅を続けていた、という設定。ある街の未解決事件の容疑者である妖怪と激しいバトルを繰り広げる。劇中ではベロの初恋も描かれるという。
戦いの規模も連ドラ版よりスケールアップし、迫力のある映像を演出するためドラマの10倍のCGを使用。特殊メークも、変身前と変身後の違いをより細かく出すべく、これまでの3倍以上のメーク時間を費やすという。亀梨は「彼らがどこでどのように存在しているのか、すごく気になっていたので楽しみです。早く、妖怪人間になりた~い!!」とコメントしている。ドラマ版と同じく狩山俊輔監督がメガホンを執り、7月初旬からクランクイン。北海道ロケなどを行い8月末まで撮影予定。