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和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬(中日对照)

作者:未知  来源:沪江   更新:2015-8-20 11:41:57  点击:  切换到繁體中文

 

改良后的外来文化


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


本文图片均来自于网络


和傘は日本人が世界に誇る民族文化です。


和伞是值得日本人在世界面前骄傲的民族文化。


日本人は竹と和紙を使用した色々な民具を育ててきました。扇子・団扇・堤燈そして和傘。どれも竹の骨組みと和紙の融合により作り出される優美な民具ばかりです。これのルーツはどれも中国なのでしょうが、ごく自然に日本的美意識による改良が繰り返された結果、原産地の品々とはひと味ちがう姿に成長したのだと思われます。


从古至今,日本人使用竹子与和纸制造出了各种生活用具,比如折扇、团扇、提灯以及和伞。无论哪个,都是将竹骨架与和纸完美结合孕育出的做工精美的作品。虽然这些都来源于中国,但是根据日本的审美进行不断改良后,产生了不同于原产地的韵味。


声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。


和伞的进化之路


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


和傘のことをから傘(唐傘)と呼ぶ人もあります。唐傘は中国の傘の意でなく、開け閉めが自由にできるカラクリ細工の傘の略称だとも言われます。平安絵巻に見られる傘 (蓋)は貴人に差しかける、開いたままの傘で閉じることが出来なかったのですが、それが進化して現在の複雑な構造が出来あがったもので、往時の人々が(カラクリ)と思ったのも不思議ではありません。


和伞也被称为“から傘(唐伞)”,还有一种说法是,这里的“から(唐)伞”指的是方便开合的“カラクリ細工の傘”的简称,而非中国的伞。在平安画卷上可以看到给贵人撑的伞(盖),那种伞只能一直开着而无法合上。后来伞逐渐进化到了像现在这样复杂的结构,因此过去人们将能自由开合的伞视为机关也不足为奇。


合伞时的美感


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


現存する竹製品の内、和傘の骨組みのように複雑なものは他に見出すことは出来ません。その仕組みだけでなく、傘を閉じた時の美しさを追求し続けた先人の努力には頭が下がります。洋傘と比べて骨の数が数倍もあり、そのうえ張った紙を内側に畳み込むのです。そして閉じた傘の形を最初に割った竹の姿に戻すように細心の注意を払います。できあがった傘は竹林の中に育っている真竹のように滑らかで、気品のある姿が理想とされてきました。


在现存的竹制品中,已经找不到像和伞骨架这样结构复杂的了。除了构造以外,前人对于合伞时美感的不懈追求也不得不让人佩服。比起洋伞,和伞的骨架数量要多出好几倍,此外,张贴的和纸折叠在伞内。匠人为了在合伞时让其回到竹子最初的形状而小心谨慎。完成后的伞最理想的状态是,如同竹林中孕育的竹子一样细滑,气质高雅。


和伞的复杂工序


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


楮、 真竹、チシャの木、数種類の植物油、カシュー、柿渋、タピオカなど、数々の天然素材は、十数人の熟練職人の手を経て、数カ月をかけて傘に仕上げられます。その行程は数ある工芸品の中でも複雑を極め、大工程に分けても9つ、中工程では50以上、全工程では100を越えます。その中でも特に重要とみなされるのが、骨削り、張り、仕上げです。


楮木、真竹、莴苣树、多种植物油、漆树、柿漆、木薯淀粉等,各种各样的天然素材经过数十个技术娴熟的匠人之手,耗时数月方可制成一把和伞。这种工序的复杂程度在众多工艺品中称得上是极致,分为大工序九个、中型的五十个以上、全部工序超过一百。其中,削骨、裱纸、精加工三道工序尤为重要。


和伞削骨师


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


骨師は、傘の姿が自然に生えている竹のようになるように、後から張られる紙と糸とが骨の間に入ることを計算して、一本の骨に太い細いをつけて削ります。一本の竹が印をつけた後に数十本に削られ、削られた後にもとの順番にそろえ直されます。


为了能让伞的形状如同生长在大自然中的竹子一样,骨师需要考虑到后面粘贴进骨架的和纸和轴线,削出一根根粗细适度的伞骨。一根竹子在做上记号以后被削成数十根,完成后按照原来的顺序重新被还原。


和伞工序之裱纸


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


張り師は、ただ紙を傘に張るだけでなく、先へ行くほど狭くなる骨間に紙をたたみこまなければいけません。その際、できるだけ紙にしわを寄らせずに、美しい円筒形に傘を閉じられるように配慮します。傘は何十回、何百回と雨に濡れ、閉じたり開いたりするので、紙が破れたり骨から浮き上がったり、形が崩れたりしな いようにするには、熟練の技が要求されます。


裱纸师并非简单的将纸裱在伞上,而是需要让和纸在越往前越窄的伞骨里也能实现折叠。而在这种时候,要注意尽量不让和纸产生褶子,在合伞时形成一个美丽的圆柱形。为了让制成的伞即使经过几十几百回的淋雨和开合,都不会产生破纸、脱落、外形走样等问题,匠人必须要有娴熟的技能。


和伞制作的收尾加工


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


仕上げ師は、 張り上がった傘に油を塗り、天日で乾燥させます。この時、油が多過ぎると紙がくっついて傘が開かなくなりますし、少な過ぎると雨もりをしてしまいます。数日して傘が干し上がると、骨の上に漆(カシュー)を塗ります。細い骨の上だけに素早く漆を引くにはまさに職人芸が要求されます。


最后的精加工师傅,在完成裱纸的伞上涂上油,放在太阳下晾晒,油要是涂太多了,纸容易黏在一起导致伞无法打开,而过少则容易漏雨。经过数日,伞干了后,再在伞骨上涂抹漆树漆。在纤细的伞骨上快速涂抹漆料相当考验匠人技艺。


和伞构造


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


このほかにも、削りあがった骨を釜茹でにして赤茶・黒などそれぞれの傘に合った色に染める骨染め、親骨と小骨、ろくろと親骨、ろくろと小骨をそれぞれ糸でつなぎあわせて一組の骨組みにするつなぎ、ばらつきのある手漉きの和紙を同じ厚さのものに選り分ける紙より、できあがった傘の内側に飾り糸をかけるかがりなど、目立たないながら非常に手間のかかる工程がたくさんあります。


另外,还有许多虽不起眼但却十分耗费精力的工序。比如,将削好的骨架煮染成红棕色、黑色等适合不同和伞的颜色,谓之伞骨上色;将大伞骨和小伞骨、伞轴和大小伞骨、分别用线绑在一起形成骨架,谓之组合伞架;将零散的手抄纸挑选归类成相同厚度,谓之纸捻,在做好的和伞内侧加上装饰棉线,谓之穿饰线等等。


伞魂背后的无奈


和伞伞魂:日本舶来品的极致与尴尬


皮肉なことに、余りにも多くの多種多様な工程があるために一本の傘を一人で作り上げるのは至難のわざで、後継者育成の妨げともなっています。


然而讽刺的是,正是因为工序太过多样,一个匠人独自完成极难,因此妨碍了后继者的培养。


 

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