1.足を知らずして靴を為る【あしをしらずしてくつをつくる】
意味:同じ種類のものは性質も共通する、という意味。人の足の大きさには大差がないから、いちいち足の大きさを知らなくとも、靴を造ることができる。
出自:孟子【もうし】
中文原文:不知足而为履,我知其不为蒉也,履之相似,天下之足同也。
2. 寇に兵を藉し盗に糧を齎す【あだにへいをかしぬすびとにかてをもたらす】
意味:敵に武器を供給したり、盗賊に食料を持って行ったりしてやる。敵側に利益になるように図ること。利敵行為。 転じて、悪人が悪事を行うのに都合のよい口実を与えてやる意にも使われる。
出自:史記【しき】
参考: これは、秦で他国出身者を放逐する法令を出そうとした時、楚国出身の李斯(りし)が、 それは優秀な人材を敵国に行かせる利敵行為になるといって反対した時の言葉。
中文成语:借寇兵,赍盗粮 (ji ku bīng,jī do liáng)
中文意思:把武器借给了贼兵,把粮食送给了盗匪。比喻帮助自己的敌人增强力量。
中文出处:《荀子·大略》:“非其人而教之,赍盗粮,借贼兵也。”
3.朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり【あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり】
意味:朝、道理を聞いて悟ることができたら、その晩に死んでもかまわない。人の道のいかに尊いかを説いたもの。 一説に、天下に道が行われ、社会の秩序が回復したと聞きさえしたら、死んでもよい、と解釈する。
出自:論語【ろんご】
中文意思:现在知道了道理,那么就让过去做错的事情就过去吧,从现在开始就按照“道”来做。
中文出处:《论语.里仁第四》:子曰:朝闻道,夕死可矣。
1.『史記』について
『史記』(しき)は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書である。正史の第一に数えられる。二十四史のひとつ。計52万6千5百字。著者自身が名付けた書名は『太史公書』(たいしこうしょ)であるが、後世に『史記』と呼ばれるようになるとこれが一般的な書 名とされるようになった。「本紀」12巻、「表」10巻、「書」8巻、「世家」30巻、「列伝」70巻から成る紀伝体の歴史書で、叙述範囲は伝説上の五帝 の一人黄帝から前漢の武帝までである。このような記述の仕方は、中国の歴史書、わけても正史記述の雛形となっている。
日本でも古くから読まれており、元号の出典として12回採用されている。
2.关于二十四史
《史记》(汉·司马迁)、《汉书》(汉·班固)、《后汉书》(南朝宋·范晔)、《三国志》(晋·陈寿)、《晋书》(唐·房玄龄等)、《宋书》(南朝梁·沈约)、《南齐书》(南朝梁·萧子显)、《梁书》(唐·姚思廉)《陈书》(唐·姚思廉)、《魏书》(北齐·魏收)、《北齐书》(唐·李百药)、《周书》(唐·令狐德棻等)《隋书》(唐·魏征等)、《南史》(唐·李延寿)、《北 史》(唐·李延寿)、《旧唐书》(后晋·刘昫等)、《新唐书》(宋·欧阳修、宋祁)、《旧五代史》(宋·薛居正等)、《新五代史》(宋·欧阳修)、《宋 史》(元·脱脱等)、《辽史》(元·脱脱等)、《金史》(元·脱脱等)、《元史》(明·宋濂等)、《明史》(清·张廷玉等)
3.《论语》中的名言
1、子曰:“学而时习之,不亦说乎?有朋自远方来,不亦乐乎?人不知而不愠,不亦君子乎?”
译文: 孔子说:“在学习时时常的复习学过的知识,不也愉快吗?有志同道合的人从远方而来,不也愉快吗?别人不了解我,我却不生气(恼怒),不也是一个道德上有修养的人吗?”
2、子曰:“巧言令色,鲜矣仁。”
译文: 孔子说:“花言巧语、满脸堆笑的,这种人是很少有仁德的。”
3、曾子曰:“吾日三省吾身:为人谋而不忠乎?与朋友交而不信乎?传不习乎?”
译文 :曾子说:“我每天都要多次反省自己:为别人出主意做事,是否忠实?交友是否守信?老师传授的知识,是否复习了呢?”
4、子曰:“吾十有五而志于学,三十而立,四十而不惑,五十而知天命,六十而耳顺,七十而从心所欲,不逾矩。”
译文: 孔子说:“我十五岁时立志于学习;三十岁时做事符合礼仪;四十岁时(掌握了各种知识)不受迷惑;五十岁时了解自然的规律;六十岁时一听别人言语,不用多想,便能明白;到了七十岁时便随心所欲,任何念头都不会逾越规矩。”