九州地方に爪痕を残して、暴れ梅雨は明けた。豪雨への警戒から一転の猛暑。ここは蒲焼きでスタミナを――と募る食い気が高値に泣いた7月の言葉から。
在九州地区留下了深重伤痕的狂暴梅雨终于出梅了。从针对暴雨的警惕,猛一下转到了炎炎酷暑。这一阵,原本打算靠着烤鳗鱼的滋补增加些体能,可强烈的食用欲望却因其昂贵的价格而伤心不已。如此7月都出现了些什么言论?让我们来看一下。
甲子園行きをかけて高校球児らが躍動した。東京、実践学園監督の朝井剛(つよし)さんは79歳、炎天下に孫のような選手を率いた。「試合の一つ一つのエラーなんか将来に全然関係ない。長生きしてみたらわかる。だからミスを恐れず、楽しみながらやれ」
以前往甲子园参赛为目标,高中生球员们群情激昂。东京实践学园的领队79岁高龄的朝井刚先生还在炎炎烈日之下率领着一支孙子辈的球员前往参赛。他说:“比赛中一个又一个的失手,其实与将来没有一点儿关系,年头活得长了就会知道。所以,不要怕犯错,开开心心地去体会其中的乐趣吧!”
大阪の象徴、通天閣が初代の完成から100年に。俳優の赤井英和さん(52)が今の2代目を「足の短い、ずんぐりむっくりな形をしているけど、全国で唯一、地元にしっかりと足を踏ん張った塔やと思います。帰ってきたら『ただいま』と言いたくなる」。その人気は衰えを知らない。
作为大阪象征的通天阁,从其第一代竣工至今已100年。演员赤井英和先生(52岁)评价眼前的第二代说,“尽管腿很短,模样又矮又胖,可它是全国唯一一个深深地扎根于当地百姓心目中的塔。每次来到这里,都想对它说一声,‘我回来了!’”它的人气是不会衰退的。
京都の西陣織職人、藤田恵子さん(26)が祇園祭の大船鉾(おおふねほこ)の御神体の衣装を織り上げた。精魂込めて大役を果たし、「どんなすごい技も先人の誰かがやってきたこと。できないはずはないと自分に言い聞かせた。負けず嫌いなんです」
京都西阵织的工匠藤田惠子小姐(26岁)为祇园祭的大船鉾(船形彩车)神像织好了用作衣料的锦缎。倾注全部精力完成了此项重任的她说:“无论多么精湛的技艺也是某个先人传承下来的。我总是告诫自己,没有做不成的道理。我是个不服输的人。”
物理学者の小沼通二(こぬま・みちじ)さん(81)が言う。「戦争や核兵器はなくならないと言う人がいる。でも考えてみて下さい。日本は戦国時代や江戸末期、国内で戦争をしていましたね。いま国内で戦争が起きる可能性があると思う人はおよそいないでしょう。地球上だって同じです」
物理学家小沼通二先生(81岁)说,“有人说战争以及核武器是不会消亡的。可是请你想一想,日本在战国时代及江户末期曾经发生过国内战争吧。可是如今,还认为国内有可能爆发战争的人恐怕不会有吧。地球也是如此。”
朝日俳壇に河村勁(つよし)さんの〈脱原発の人犇(ひし)めきて蓮開く〉。どんな未来を選ぶのか。変えられるものを変えてゆく賢さを、人は持っているはずだ。
朝日俳坛上刊登了河村劲先生的一首俳句,<脱离核电人心齐,众志成城莲花开>。我们将选择什么样的未来呢?我相信,人应该具有改变可改变事物的睿智。